茨城県奥久慈は、茨城でも自然豊かなところといわれてきました。月居山の上に眺望の開ける展望台があります。その脇に下の内容の営林署の立て看板があります。
みんなで守ろう みんなの自然 月居国有林
ここより月居山頂までの周囲の森林は、大子営林署が管理している国有林です。月居山頂は、昔、月居城のあったところで、山頂からの眺めは、とくにすばらしく、奥久慈一帯を見渡すことができます。また、この周辺は、新緑の頃や紅葉の季節の景色が優れており、茨城県立自然公園特別地域に指定されています。営林署では、このような景観を維持するため風致保安林に指定して、森林保護育成に努めています。皆さんも、どうかすぐれた自然環境の保護と山火事防止にご協力ください。 大子営林署
営林署の皆さんの努力とは裏腹に、この看板の内容とは裏腹に、展望台から見る奥久慈の景色は、下の写真の右側中景の茶色の部分のように枯れ木が目立つようになりました。上から見ると針葉樹と広葉樹がパッチワークのようですが、針葉樹の部分は、２０〜30％も枯れてきたと思えそうなところもあります。下の絵は、月居光明寺観音堂を見たところです。手前の大きい木が枯れました。山の中腹にも枯れた木があります。帰りに奥久慈いこいの森付近を通りましたが一番下の写真のように枯れ木が目立ちました。
