枯れる森 11

磯崎、阿字ヶ浦は、もともときれいな海岸でした。しかし、今は大分様子が違います。2000年1月15走ってみました。磯崎の近くは、白亜紀の地層が波打ち際に出るところで有名です。海岸の松は、背が低く、密集して、曲がりくねり、なかなかいいものです。しかし、やられて「無念」と涙をのむ木があります。下の写真は、やられました。道が見えますが少し登りになります。左側に杉林があり見るも無残です。枯れた木あり。倒れた木あり。息絶え絶えあり。林の下はゴミだらけです。

阿字ヶ浦の漁港から登りで、湊線阿字ヶ浦駅の脇の踏切を通り、まっすぐ行くと常陸那珂工業団地の脇を通る広い道に出ます。道に出るところ、右の松林は、ご覧の通り。

この場所の左は、ご覧の通り。完全に枯死はしていないと思いますが、ずい分ひどい傷み方です。近所に人はアカシヤといっていました。この場所では、20本ぐらいほとんど立ち枯れに見えました。春にはどんな姿になるのでしょうか。

この風景の奥が上の松枯れの写真です。本来、とてもすばらしいところなのですが、一回りすると、いたる所でこんな景色を見なければなりません。

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