人工呼吸器装着時の介護:必要な知識 その他のアラームなどの主な原因


人工呼吸器の設定に関するアラーム以外の主な種類には、
電源アラーム、供給ガスアラーム、器械不良アラームなどがあります。



◆ 電源アラーム・異常の主な原因

人工呼吸器本体の電源がONになっていない。
電源プラグがコンセントに接続されていない。
電源ラインの外れ。
電源コードやプラグ部分などの接続ケーブルの破損。
バッテリーの充電が不十分(電圧の低下)や作動不良。
ヒューズが切れている。
停電 など。

*電源によるトラブルの場合は、人工呼吸器本体が作動しないことも
ある為、その時はアラーム自体も作動しません。
バッテリーが内蔵されている呼吸器や警報音を鳴らすための電池が
内蔵されている呼吸器の場合は、アラームは作動します。
バッテリーが不十分だったり、警報音用の電池が劣化している場合などは、
停電などで電源の供給が遮断された場合は、呼吸器自体も作動しませんが、
アラームも作動しない可能性が高い為、非常用電源の確保は重要になります。


◆ 供給ガスアラームの主な原因

酸素や圧縮空気の供給圧の低下。
接続忘れ。
供給圧低下の原因には、
ホースアセンブリやアダプタプラグなどの接続不良、
ホースの破損などがあります。  


◆ その他のトラブルの原因

アラームがOFFの状態。
アラームの故障。
呼吸器本体の故障 など

※ 人工呼吸器の種類によりアラーム・トラブルの原因・対処などは
多少異なります。


◆ メ モ ◇ ~~~~~~~~

人工呼吸器のガス源について
人工呼吸器で送り出されるガスには酸素と空気があります。
中央配管(セントラルパイピング)やガスボンベ、コンプレッサーなどから
酸素や空気が供給されます。
家庭ではコンプレッサーが内蔵された呼吸器や酸素ボンベが
主な供給源になります。

ホースアセンブリとは?
耐圧性のある管などの両端に接続用の金具を取り付けたホースのこと。
人工呼吸器とガスの供給源とをつなぐ為の管になります。
中央配管や酸素ボンベなどのアウトレット(ガスの出口・配管端末器)に
接続します。
インレットホースとも呼ばれています。

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続きはこちらです→ アラームが鳴った時の対処方法





◇参考文献 
インターネット
医薬品医療機器情報提供ホームページ
人工呼吸の安全セミナーテキスト p1~p2  p6  p12
http://www.pmda.go.jp/files/000144877.pdf#page=2
厚生労働省HP内
喀痰吸引等を必要とする重度障害児・者等の障害及び支援に関する講義
緊急時の対応及び危険防止に関する講義 p36~p39
//www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_
kaigo/shougaishahukushi/kaigosyokuin/dl/text_02.pdf

書籍
「介護職員等のための医療的ケア 喀痰吸引・経管栄養等の研修テキスト」
 公益財団法人日本訪問看護財団(編)p71
「人工呼吸ケアのすべてがわかる本」照林社 p97~p98 p239~p240 p364~p366
「ナース必携最新基本手技AtoZ」小学館 p74
「器械的人工呼吸マニュアル」ナース専科 文化放送ブレーン p36~p41
「気管吸引のガイドライン完全準拠わかる!できる!気管吸引あんしん教育ガイド」
 MCメディカ出版 p76~p78
「はじめて人工呼吸器」メディカ出版 p57~p61 
「実践できる在宅看護 技術ガイド」学研 p130~p132

開設日:2015/11/
リニューアル : 2017/08/18