誤嚥についてHEADLINE
食事をする時の姿勢
《坐位が可能な場合》
座位が自力で出来る人は、車椅子や椅子に座ります。
自力での座位保持が困難な人は、ギャッジアップやバックレストなどを利用。
本人の楽な姿勢、希望する角度に調節。
範囲としては 30〜90度位の角度で調節
します。
楽な姿勢が保てるようにクッションや枕などで調節。
体がずれない様に両膝の下にクッションなどで支える。
テーブルは自然に肘がつく高さに調節。
やや前屈みになる姿勢が呑み込みやすく誤嚥し難い。
《坐位が出来ない方》
(自分で食べる場合)
座位が無理な人は横向きにして可能であれば頭を高くする。
安楽な姿勢でかつ、なるべく頭部を高くします。
ギャッジベッドの場合は上体を少しだけ上げる。
座位が不可能な方の状態にもよりますが、15度から30度位まで調節。
枕を高くするなどして出来るだけ上体を高くします。
横向きにして、手を自由に動かせるようにすします。
麻痺がない場合は、可能であれば右向きにします。
麻痺がある人の場合はご自分で食べる場合は
麻痺側を圧迫しないように注意して、自由に動かせる方を上にします。
背中を座布団やクッション、丸めたバスタオルなどで支えます。
誤嚥のリスクを少しでも小さくするためには
可能であれば出来るだけ自分で食べることが大切だと思います。
自分の目で確認し、手を動かして、自分のペースで食べることが
誤嚥だけではなく、各機能の低下防止にもつながります。
続きはこちらです↓ 坐位が出来ない方の食事介助の手順
パソコン向け 食事をする時の
姿勢
スマホ向けHP作成日:2015/02/19