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中心静脈栄養法 : 中心静脈カテーテルの挿入(穿刺)部位について |
中心静脈カテーテルの挿入(穿刺)部位について
挿入(穿刺)部位は、鎖骨下、頸部、そけい部(太ももの付け根)、上肢 など
たくさんの経路がありますが、栄養補給の目的で挿入する場合は、
比較的多いのが、鎖骨下や頸部になります。
栄養補給が長期間続く場合は、鎖骨下の方が適しています。
他の部位に比べ、感染や血栓のリスクが低く、固定がしやいためです。
その為、状態が安定している在宅や施設で療養されている方の場合は、
鎖骨下からの挿入が多いと思います。
左右どちらからでも挿入は可能ですが、施術者が右利きの場合は、
右側からの穿刺のほうがやりやすいようです。
* 穿刺時のリスクの面から考えると、頸部からの挿入の方が
鎖骨下よりは安全で容易とされています。
手術や急性期、状態が不安定な場合は、頸部からの挿入が
多いようです。
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◇メモ1
中心静脈にカテーテルを留置する目的は、栄養補給以外にも、
確実な血管確保、治療(薬剤の投与)、検査(静脈圧の測定)
などの目的でも挿入されます。
◇メモ2
中心静脈カテーテルの主な挿入部位は、
鎖骨の場合は、鎖骨下静脈、
頸部の場合は、内頸静脈、外頸静脈、
上肢の場合は、上腕尺側皮静脈
下肢(そけい部)の場合は、大腿静脈 など
◇メモ3
そけい部から挿入した場合は、下大静脈に、
鎖骨下や頸部、上肢から挿入した場合は、上大静脈に留置。
◇メモ4
中心静脈栄養法を意味する英語は、
TPN (Total Parenteral Nutrition )
完全静脈栄養法 といいます。
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続きはこちらです⇒ 中心静脈栄養法のメリットとデメリット(経腸栄養法との比較)
中心静脈栄養法 : 項目
中心静脈とは?
中心静脈から補給された栄養分などの血液循環
中心静脈栄養法とは?
中心静脈カテーテルの挿入(穿刺)部位について
中心静脈栄養法のメリットとデメリット(経腸栄養法との比較)
中心静脈カテーテル留置及び輸液ルートによる主な合併症
長期絶食による消化器官への主な弊害
具体的なケア・介護職員が注意することなど
具体的なケア・看護職員のケア
栄養の管理・ケアU: 静脈栄養法
栄養の管理・ケアT: 経管(経腸)栄養法
栄養の管理・ケア 概要
経管栄養について
経鼻栄養法について
胃瘻栄養法について
中心静脈栄養法について
末梢静脈栄養法について
経腸栄養剤について
解剖生理(消化器)
消化器とは?
口腔の役割
咽頭の役割
食道の解剖と生理
胃の解剖と生理
小腸の解剖生理
大腸の解剖生理
肛門の解剖生理
膵臓の解剖生理
肝臓の解剖生理
胆嚢の解剖生理
消化酵素について
各消化酵素の働き
消化と吸収について
消化吸収の機序
経管(経腸)栄養法の必要性(ここでは経鼻胃管栄養法と胃瘻栄養法PEG)
まえおき
経口摂取が困難又は出来ないケース
経管栄養法が選択されるケース
経腸栄養法が困難又は出来ないケース
経鼻胃管栄養法が困難又は出来ないケース
胃瘻栄養法(PEG)が困難又は出来ないケース
経鼻胃管栄養法と胃瘻栄養法(PEG)の違い(メリットとデメリットなど)
経鼻胃管栄養法のメリット(PEGとの比較)
経鼻胃管栄養法のデメリット(PEGとの比較)
胃瘻栄養法・PEGのメリット(経鼻胃管栄養法との比較)
胃瘻栄養法・PEGのデメリット(経鼻胃管栄養法との比較)
経腸栄養剤について
経腸栄養剤とは?
経腸栄養剤の分類方法・例
経腸栄養剤の種類
天然濃厚流動食について
人工濃厚流動食について
病態別栄養剤(疾患別栄養剤、特殊な組成の栄養製剤)
流動食とは?
流動食と経腸栄養剤の違いは?
形態からみた経腸栄養剤の特徴
半固形(化)経腸栄養剤とは?
固形(化)経腸栄養剤とは?
半固形化剤又は固形化剤とは?
濃度について
質量パーセント濃度の求め方
質量/体積(容積)パーセント濃度の求め方
浸透とは?
浸透圧とは?
浸透圧の単位
経腸栄養剤の濃度と浸透圧
浸透圧と下痢
経腸栄養剤の投与量の判断基準
成人の1日に必要なカロリー(エネルギー量)
高齢者の1日に必要なカロリー(エネルギー量)
個人に合った必要エネルギー量 目安
日本人の食事摂取基準2010年版・基礎代謝基準値によるカロリー計算
国立健康・栄養研究所の式によるカロリー計算
ハリス-ベネディクトの公式・欧米人を対象としたカロリー計算
ハリス-ベネディクトの公式・日本人を対象としたカロリー計算
日本人に合わせた簡易式のカロリー計算
標準体重からカロリーを計算する方法
個人に合った一日に必要なカロリー計算のまとめ
経腸栄養剤・投与量のまとめ
経腸栄養剤はてな?
嚥下障害について
嚥下困難(嚥下障害)とは?
嚥下困難の主な原因
対 策
経腸栄養法が必要なケース
経鼻胃管や胃瘻チューブの種類などについて
経鼻胃管の種類
経鼻胃管の太さ、長さ
胃瘻チューブの種類
胃瘻チューブの構造
胃内固定板について
体外固定板について
胃瘻チューブ(カテーテル、管)の選択
経管(経腸)栄養法の具体的なケア(介護職員などが実施できるケア)
栄養剤を注入するまでの大まかな手順
経腸栄養剤の注入時の観察と注意点など
栄養剤の注入終了後の手順
後片付けと記録・評価について
経鼻胃管栄養法の合併症と対策
胃瘻栄養法の合併症と対策
介護職員の経管栄養法に関する医療行為について
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◇参考文献
書籍
「家庭医学大百科」主婦の友社
「最新医学大辞典」医歯薬出版株式会社
インターネット
ウィキーペディアHP内
ja.wikipedia.org/wiki/高カロリー輸液
ja.wikipedia.org/wiki/下大静脈
ja.wikipedia.org/wiki/大静脈
経静脈栄養法(ニュートリーHP内)
//www.nutri.co.jp/dic/ch7-2/
IVH(ナースのホームページHP内)
//nurse.fc2-rentalserver.com/ivh1.html
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開設日: 2013/06/
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