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経管栄養法のケアをするにあたり必要な知識・経腸栄養剤について |
経腸栄養剤の分類方法:例
○タンパク質を人工的に処理しているかどうかで分類
処理していなければ、天然の流動食(天然濃厚流動食)
処理していれば、人工の流動食(人工濃厚流動食)
○タンパク質の分解の程度で分類
半消化態栄養剤は、タンパク質とポリペプチドを含む
消化態栄養剤は、低分子ペプチドとアミノ酸とを含む
成分栄養剤は、アミノ酸のみを含む
○形状別の分類
液状、半固形、固形、粉末
○病態による分類
肝不全用、腎機能低下用、呼吸機能低下用、糖尿病用などの栄養剤
○取り扱いの形式による分類
医薬品か食品か
◆ メ モ ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
タンパク質の分解
タンパク質は最終的にはアミノ酸まで分解された後、
体内に吸収されます。
タンパク質がアミノ酸まで分解されるまでの過程
タンパク質
↓
ペプシンによりペプトンにまで分解
↓
トリプシンによりペプトンをポリペプチドまで分解
↓
エレプシンによりポリペプチドをアミノ酸にまで分解
※消化酵素の詳細は下記をご参照ください。
各消化酵素の働き(当HP内)
エレプシンについて
エレプシンは、アミノペプチターゼ、ジペプチターゼなどの総称
アミノペプチターゼは、小ポリペプチドをアミノ酸とジペプチドに分解
ジペプチターゼは、ジペプチドをアミノ酸に分解
ペプトンについて
ポリペプチド,オリゴペプチドの混合物
ペプチドについて
アミノ酸が2個又はそれ以上につながったもの(ペプチド結合)
アミノ酸が2個つながったものを、ジペプチド
3個つながったものを、トリペプチド、
少数(2個から10個)つながったものを、オリゴペプチド
多数つながったものを、ポリペプチド
濃厚流動食
天然の流動食は、自然食品をそのまま使用(タンパク質の処理をしていない)
人工の濃厚流動食は、自然のタンパク質を人工的に処理されたものを使用
人工濃厚流動食は、半消化態、消化態、成分栄養剤に分類される。
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続きはこちらです⇒ 経腸栄養剤の種類
経腸栄養剤 関連項目
経腸栄養剤とは?
経腸栄養剤の分類方法・例
経腸栄養剤の種類
天然濃厚流動食について
人工濃厚流動食について
病態別栄養剤(疾患別栄養剤、特殊な組成の栄養製剤)
流動食とは?
流動食と経腸栄養剤の違いは?
形態からみた経腸栄養剤の特徴
半固形(化)経腸栄養剤とは?
固形(化)経腸栄養剤とは?
半固形化剤又は固形化剤とは?
濃度について
質量パーセント濃度の求め方
質量/体積(容積)パーセント濃度の求め方
浸透とは?
浸透圧とは?
浸透圧の単位
経腸栄養剤の濃度と浸透圧
浸透圧と下痢
経腸栄養剤の投与量の判断基準
成人の1日に必要なカロリー(エネルギー量)
高齢者の1日に必要なカロリー(エネルギー量)
個人に合った必要エネルギー量 目安
日本人の食事摂取基準2010年版・基礎代謝基準値によるカロリー計算
国立健康・栄養研究所の式によるカロリー計算
ハリス-ベネディクトの公式・欧米人を対象としたカロリー計算
ハリス-ベネディクトの公式・日本人を対象としたカロリー計算
日本人に合わせた簡易式のカロリー計算
標準体重からカロリーを計算する方法
個人に合った一日に必要なカロリー計算のまとめ
経腸栄養剤・投与量のまとめ
経腸栄養剤はてな?
栄養の管理・ケア
栄養の管理・ケア 概要
経管栄養について
経鼻栄養法について
胃瘻栄養法について 中心静脈栄養法
末梢静脈栄養法
経腸栄養剤について
栄養の管理・ケアT: 経管(経腸)栄養法
解剖生理(消化器)
消化器とは?
口腔の役割
咽頭の役割
食道の解剖と生理
胃の解剖と生理
小腸の解剖生理
大腸の解剖生理
肛門の解剖生理
膵臓の解剖生理
肝臓の解剖生理
胆嚢の解剖生理
消化酵素について
各消化酵素の働き
消化と吸収について
消化吸収の機序
経管(経腸)栄養法の必要性(ここでは経鼻胃管栄養法と胃瘻栄養法PEG)
まえおき
経口摂取が困難又は出来ないケース
経管栄養法が選択されるケース
経腸栄養法が困難又は出来ないケース
経鼻胃管栄養法が困難又は出来ないケース
胃瘻栄養法(PEG)が困難又は出来ないケース
経鼻胃管栄養法と胃瘻栄養法(PEG)の違い(メリットとデメリットなど)
経鼻胃管栄養法のメリット(PEGとの比較)
経鼻胃管栄養法のデメリット(PEGとの比較)
胃瘻栄養法・PEGのメリット(経鼻胃管栄養法との比較)
胃瘻栄養法・PEGのデメリット(経鼻胃管栄養法との比較)
経腸栄養剤について
経腸栄養剤とは?
経腸栄養剤の分類方法・例
経腸栄養剤の種類
天然濃厚流動食について
人工濃厚流動食について
病態別栄養剤(疾患別栄養剤、特殊な組成の栄養製剤)
流動食とは?
流動食と経腸栄養剤の違いは?
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半固形(化)経腸栄養剤とは?
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嚥下困難(嚥下障害)とは?
嚥下困難の主な原因
対 策
経腸栄養法が必要なケース
経鼻胃管や胃瘻チューブの種類などについて
経鼻胃管の種類
経鼻胃管の太さ、長さ
胃瘻チューブの種類
胃瘻チューブの構造
胃内固定板について
体外固定板について
胃瘻チューブ(カテーテル、管)の選択
経管(経腸)栄養法の具体的なケア(介護職員などが実施できるケア)
栄養剤を注入するまでの大まかな手順
経腸栄養剤の注入時の観察と注意点など
栄養剤の注入終了後の手順
後片付けと記録・評価について
経鼻胃管栄養法の合併症と対策
胃瘻栄養法の合併症と対策
介護職員の経管栄養法に関する医療行為について
栄養の管理・ケアU: 静脈栄養法
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◇参考文献
《インターネット》
日本流動食協会
http://www.ryudoshoku.org/index.html
厚生労働省HP内
経腸栄養剤の適正使用に関するお願いについてPDF
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000191eu-img/2r985200000191l9.pdf
PEGドクターズネットワーク(PDN)HP内
http://www.peg.or.jp/lecture/enteral_nutrition/02.html
http://www.peg.or.jp/lecture/enteral_nutrition/02.pdf
ウィキーペディアHP内
食餌療法
http://ja.wikipedia.org/wiki/食餌療法
成分栄養剤
http://ja.wikipedia.org/wiki/成分栄養剤
《書籍》
「最新医学大辞典」医歯薬出版株式会社 p1303,p1304
「人体生理学ノート」金芳堂 p114
「646食品成分表」 一橋出版 p141
「PEG(胃瘻)栄養・適切な栄養管理を行うために」
改訂版フジメディカル出版 p54,p55,p56 p82,p83,p184,p185
「胃瘻PEG合併症の看護と固形化栄養の実践」
日総研 p120
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開設日:2012/06/07
リニューアル: 2014/09/05
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