〜タカ 隼鷹神社の鷹
  
隼鷹神社(はやたかじんじゃ)

主祭神は高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
天地開闢
(かいびゃく)のとき、高天原(たかまがはら)に出現した神で、天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)と共に造化の三神のうちの一柱。


高御産巣日神の神霊を祭った際に、鷹の姿で松の木に飛来されたことから、この神の名前を隼鷹(はやたか)天神と称して安置した。
この時の松の木は枯れてしまい、その後に、現在御神木とされている楠
(クスノキ)が生い茂ったと伝わる。
この場所は「もとみや」と呼ばれ、かつては神殿があったとも伝わる。


     神社創立の由縁に因んで、高い石柱に載せた鷹の像が2体奉納されている。



奉納 平成17年(2005)12月吉日


奉納は大正時代、細部の銘は摩滅状態

平成17年(2006)に奉納された鷹像には「1800年記念」とある。
これから推察すると、この社の創立は西暦200年頃で、
新羅遠征で知られる仲哀天皇やその后である神功皇后の時代ということになる。


福岡県小郡市横隈
西鉄大牟田線「三沢」駅より徒歩20分