|
|
貞観2年(860)に社壇を浜の宮の地に築いて岩清水八幡宮の分霊を勧請し阿万郷の氏神として奉祀した。 その後、大風波のため社殿は沈没したので岡の上に祀っていたが、貞永元年(1784)阿万兼友亀岡山の今の地に社殿を造営し鎌倉の鶴岡八幡宮を参照して亀岡と名付けた。(境内の由緒沿革より) |
|
|
|
拝殿前に八幡神の神使のハト像が対である。
左右の石柱状の台石の上に、それぞれ雄雌つがいと思われる像があるが、雄は羽ばたく姿で希望と力を与えてくれ、雌は阿吽をしている。 奉納の銘はないので建立年は判らないが、阪神淡路大震災(平成7年)後に社殿が再建された時(平成10年代)に置かれたものと思われる。 なお、社名に因んだ亀像も2対ある。 兵庫県南あわじ市阿万上町387 淡路島、福良からタクシー20分 |
|
|
拝殿の背後に繋がる本殿の左右に八幡神の神使のハト像がある。 高い台座に載る。 海上安全を願って奉献された。 室津は漁業を生業とする漁師の浜で、神社の前は海である。 明治44年(1911)8月15日建立 |
この八幡神社、元は大安寺の鎮守。 大安寺の僧行教が、 斎衡2年(855)に八幡神を豊前国(大分県)宇佐八幡宮から大安寺境内に勧請したが、貞観2年(860)に男山(京都府 八幡市)に移座して石清水八幡宮を創建したと伝わる。 このことから、「元石清水八幡宮」とも称されている。 江戸時代後期になると、特に安産に功ありとして子安八幡宮とも称されていた。 |
|
|
|
鳩は八幡神の神使だが、本殿前に納められている無数の土製の鳩は安産祈願のために奉納されたものとのこと。 現在は鳩を奉納しての安産祈願は行われていない。 鳩のある八幡神社は少ない。 この社の無数の鳩には圧倒される。 鳩に囲まれた陶製の狛犬も存在感がある。(参照;今月の一枚〜ハトに囲まれた狛犬) 奈良県奈良市東九条町字宮ノ森1316 |