〜サル(6)  猿丸太夫と猿
猿丸神社
平安時代の歌人で、三十六歌仙の一人である猿丸太夫を祀る。
百人一首にもある、「奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋はかなしき」は、広く知られている。
猿丸太夫は、いわば伝説上の人物で、全国を巡回(放浪・遊行脚)していたとされる。
太夫の出身地や墓所、神社、住居跡、子孫とされるものが全国各地に広く散在する。
また、上述の百人一首の句も、本人が詠んだのではなく、古今集にある詠み人知らずの句を猿丸太夫として選出したものともされる。

猿丸太夫はこの地で没したとして祀られた。
社殿は正保2年(1645)の建立。
当地では、江戸時代後期より、こぶ取りの神として信仰を集め、猿丸さんと崇められている。
毎月13日には例祭があり、特産品を販売する「猿丸市」が開かれ賑わう。
臨時バスもでる。なお、宇治田原町は宇治茶の最大生産地である。

猿丸太夫の名に因んで、烏帽子をかぶった、一対の猿像がある。 

京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺宗谷 44
京阪宇治駅、JR宇治駅、近鉄新田辺駅より京阪宇治交通バス
維中
(イチュウ)前下車徒歩40分