〜サル(1)  山王=大山咋神(オオヤマクイノカミ)の猿
A「神猿(まさる)」像〜烏帽子をかぶり、正装して御幣・鈴などを持つ
東金 日吉神社(祭神 大山咋神)
拝殿前左右にあって立て膝をして、顔を真横に回して互いを見合っている。
1600年代の珍しい像である。烏帽子を被り、盛装をしている。
建立は元禄8年(1695)9月 → 参考

千葉県東金市大豆谷860
JR千葉駅東口18番バス乗り場東金レイクサイドヒル行、日吉台4丁目・丸山公園下車
または、JR東金駅からバス湖北台行、日吉台4丁目下車

 
新日吉(イマヒエ)神宮(祭神 後白河天皇及び大山咋神など山王七社の神々)
後白河天皇が大山咋神を始め山王七社の神々を比叡山東の坂本の日吉大社から勧請したのが創起(永暦元年〜1160)とされる。
明治30年に現所在地に移った。
右像は烏帽子を被り鈴と扇を持つ、左像は御幣を担ぐ 阿吽の像。

京都市東山区妙法院前側町451番地の1
市バス東山七条下車歩5分

津知(ツチ) 日吉神社(祭神 大山咋神)
近江国坂本の日吉大社の分霊を祀る。
古来より山王権現社と呼ばれ、六甲山諸峯を奉賛してきた。
津知
(つち)の地名はこの地を開拓した時の槌の音に由来するとされる。
境内には室町時代の石祠がある。
社殿は平成7年の阪神淡路大震災の後再建された。

兵庫県芦屋市津知町6-9
阪神本線芦屋駅歩10分

烏帽子を被り御幣(右)・桃(左)を持つ猿像
大正6年(1917)