狐〜キツネ(3) カラス天狗(修験道)の狐…飯綱(縄)(いづな)権現の狐 |
飯綱権現(飯綱三郎天狗)は、いわばカラス天狗のような姿で白狐の背に乗る。
秋葉山の三尺坊天狗、大雄山の道了尊(天狗)も同様である。 天狗の乗る「白狐」を神使とした。 |
山岳修験道を極めて飛行能力や神通力を身につけた修験者の究極は、不動明王の化身、「白狐に乗る、カラス天狗のような姿」として表現された。 これは飯綱三郎天狗(=飯綱権現)を祀る飯綱信仰の影響と思われる。 この項で例示した秋葉山の三尺坊天狗、大雄山の道了尊(天狗)も同様の姿で表現されている。 (これらのキツネは対ではないが、ここでは神使として扱う) |
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可睡斎(秋葉総本殿)
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