〜イヌ(1)  弘法大師(空海)の和犬−3
C.成田山新勝寺 (成田不動)
太い首輪をした和犬像が釈迦堂の前にある。
高い台座の上で、おおらかにゆったりと座っている。

  建立;寛政10年5月(1798年) 石工;高砂町 千太郎
奉納;深川中島町連中
           世話人 大和屋喜左衛門、他多数
 台座;後に深川御戌講造立


弘法大師が敬刻開眼した不動明王像を本尊とする。

千葉県成田市成田
JR成田線「成田駅」、京成電鉄「京成成田駅」下車

◆開祖の寛朝大僧正は、「平将門の乱平定」を祈願するため、難波津から成田へ「弘法大師が敬刻開眼した不動尊」を奉持した。
成田の地について、乱平定を祈る不動護摩法を行ったところ、満願の日に平将門が討たれたという。
成田不動は、この「弘法大師の不動明王像」を本尊として、真言密教の護摩法の正系を伝える。