(一社)長野市建設業協会
会長 川浦 俊樹
地域社会を守り、社会に貢献できる団体に
この度、令和6年度の定期総会におきまして、会長に就任いたしました。湯本宜成前会長の後を引き受けることとなり、重責に身の引き締まる思いでありますが、長野市建設業協会の地域への貢献と業界のさらなる発展のために、会員と協力し時代に合ったスビーティな対応を心掛け、頑張っていく所存でございます。
さて、我々建設業界を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、国の防災・減災・国土強靭加速化で少しずつですが、平均落札率、設計労務単価の上昇で明るい兆しも見えてきております。そして、私たちは働き方改革での時間外労働の上限の導入等による様々な時代の変化に対応しながら『新しい価値観』を認識していくことが大切であります。
また、建設業の現状として若い力が不足しています。昔の3Kのイメージが強く残り敬遠されることも多々ありますが、今は効率よく生産性を上げて作業を進めるためにICT(情報通信技術)の活用も進んでおります。技術者不足、技能者不足を解消し、若い力と行動力、熟練の知恵と経験を融合させ地域の皆様に信頼され、そして将来に渡って希望が持てる建設業にして参りたいと思っております。
会員各位におかれましては、安全第一を考え法令順守を徹底していただくとともに、地域社会を守る基幹産業として社会に貢献できる団体になれるよう、今後のご支援、ご協力をお願いたします。