昔、とある小さな劇場で「駄作」と呼ばれたお芝居が上演されていた。

ふと立ち寄った人が言った。

「あまり好きじゃないかも」

別の人がまた劇場前で足を止め立ち寄った。するとその人はこう言った。

「なんか面白かった」

その劇場に何度も足を運んで毎回楽しみにしている人々もいる。

舞台は娯楽?癒し?

…なんでもいい。

観た人が感じ…決めてくれれば。

そのために僕達は最高の作品を…

「駄作」という名の…最高の作品を作っている。

今日もまた誰かが何かを求めて劇場に足を運んでいる。

「賞味期限」の作品を楽しみに…。

そしてボクも劇場へと向かう。

みんなが楽しそうに笑う姿がみたくて。

「賞味期限」のメンバーとして…。