〜in(イン)
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第00回 Dink in Kindとは!?
第01回 Schwarze Katz Story
第02回 黒い面影 (『短編集 黒い面影』より)
第03回 組みあがらないパズル (『短編集 黒い面影』より)
第04回 埋もれていく夕日 (『短編集 黒い面影』より)
第05回 人名辞典 (『短編集 灰色の虹』より)
第06回 理想論と罰 (『短編集 灰色の虹』より)
第07回 小さくなった恋人 (『短編集 白のまどろい』より)
第08回 政略結婚+Dinkの思考回路 政略結婚 (『短編集 白のまどろい』より)
第09回 白のまどろい (『短編集 白のまどろい』より)
第10回 孤独な暗闇&私はここにいるよ (『短編集 灰色の虹』より)



第00回 Dink in Kindとは!? ―2002年06月09日UP

 まず、このタイトルの読み方は『in(イン)』とお読みください。
 前身であるHP『Schwarze Katz』にありました『更新日記!?』は、HP『しろく』では閉鎖致しました。理由は、更新時のみに書き込むという、本来の目的を逸脱してしまったことです。

 しかし、短編集のそれぞれの作品には後書きがありません。では、作品の前か後に必ず付いているのは何!?そういわれれば”蛇足”としか言いようがないのです。(笑)作者の罠です。ならば、その後書きを、この『in(イン)』にて書いていこうと思います。こうして、この後書きもさらなる”蛇足”となっていくのです。(笑)

 さて、この『in(イン)』のタイトルである『Dink in Kind』ですが、もちろん”管理人Dink”の『Dink』と”〜の中に”等の意味のある『in』と、”親切な(形容詞)”等の意味のある『Kind』から成り立っています。これは、まったく文章になっていないことを理解して頂けるでしょうか!?
「まるで文章になっていない後書きを書くのだろうな」と想像されたかと思いますが、まさしくその通りです。(笑)

 もしも、「もっと作品の中に入りやすく…」とか、「読んでくれた人への親切」などと想像されたとすれば、本当に頭が良いです。しかし、それは間違いです。(笑)

 また、”本質的に”という意味である『in kind』が入っていることも、なんら意味を持ちません。(笑)

 最後になりますが…。「”in(イン)”は全ての中にあります。もちろん、あなたの中にも…。あなたの”in(イン)”を探してください。
えっ、どういう意味!?って、ただ格好つけて言ってみただけです。何じゃそりゃ!?(笑)

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第01回 Schwarze Katz Story ―2002年06月09日UP

 本編の後書きにもありますように、『ZELLER SCHWARZE KATZ 』というワインを見ながら想像して書いたストーリーです。

 フィクションという言葉はあまり好きではありません。ノンフィクションという作品が現実であり、フィクションという作品が仮想という分類であり、もちろん、フィクションという分類は必要です。
 しかし、フィクションという世界が仮想の世界であるならば、その仮想の世界はその人の頭の中に現実に存在することになるのです。
 ノンフィクションが現実を書いた作品であるならば、その現実に存在する仮想の世界は一体何!?それでも10人が10人ともフィクションと言い切ってしまうでしょう。
 ならば、作品の中の””が実際に想像した黒猫の話であり、実際の”私(Dink)”もその黒猫を想像したものである。フィクションをノンフィクションに近づけたいという作品でもあります。

 最初に出来上がったのは第1話と第13話のみであり、第2話〜第12話までは後から考えました。(笑)

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第02回 黒い面影 (『短編集 黒い面影』より) ―2002年06月09日UP

 大切な人を亡くしたら、とても悲しくて切ない日々を送ることになる。
その悲しみや切なさといった苦悩を無理やり外部の力で取り払ってしまったら、一体どうなるのだろう。完全に取り払ってしまうためには楽しかった思い出や幸せの日々を、全て消し去ってしまわなければならない。その悲しみや切なさが無くなれば、本当にその人に幸せになれるのだろうか!?
 それを考えながら書いた作品です。

 実際に書いたのは10年以上も前であり、その後何度も手直しをしながらの作品となりました。(笑)

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第03回 組みあがらないパズル (『短編集 黒い面影』より) ―2002年06月09日UP

 何も知らないまま幸せを迎えた沙知という女性が、何も知らずに幸せのまま生涯を終えたとする。当然、彼女は多少の不幸はあったものの幸せだった思う。
 そんな彼女の人生を想像してほしいと思って書いた作品です。(笑)

 ところで、この作品はとても残酷な描写で書かれてあります。まず、お詫び致します。ごめんなさい。
 リアルな血が吹き飛ぶようなゲームは、犯罪を誘発しているのではないかと言われる昨今。このような描写もよろしくないのではと思われるでしょう。
 自分の身体や肉体が朽ち果てていくところや、人から傷つけられるところを想像してみて下さい。言い訳になるかもしれませんが、エンターテイメント感覚での描写では無いことをお断り致します。
 そして、その作品に必要であれば今後もこのような描写を無くさないことを、この場を借りてお詫び致します。ごめんなさい。

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第04回 埋もれていく夕日 (『短編集 黒い面影』より) ―2002年06月09日UP

 設定は昔の農業が盛んであったころの村であり、警察(こんな呼び名で良い!?)というものもやっと置かれるようになった頃。いくらなんでもそんな頃のことを詳しく書けるわけもないので、多少設定がおかしいと思われるかもしれない。
 ここに出てくる耕造という少年は、決して欲を張ることはないが、一生懸命に自分なりの幸せを求めて生きている。

 そんな少年をどこまでも絶望へと追いやってしまった作品でもあるが、果たして耕造の人生が不幸だったと言えるのだろうか!?という、作品の前に書いてあります”価値観という物差し”がテーマの作品です。

 絶望シリーズ第1弾としているけど、次はあるのかどうか!?実は、これを書いたすぐ後に第2弾を書いたのですが、時代設定がかぶっていることと手直しが必要なためまだ完成していません。
 とりあえず、第3弾まではネガが出来上がっていますので、現像するまで待って下さいね。(笑)

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第05回 人名辞典 (『短編集 灰色の虹』より) ―2002年06月09日UP

 これも10年以上前に書いた作品を、何度も手直ししたものです。
 この頃何の気なしに”広辞典”をめくっていたり、漢字も英単語でもこれ一冊で調べていました。その代わりに国語辞典や和英辞典を開く回数が減りました。(笑)
 まさしく、”広辞典”様々です。

 人名辞典の”辞典”という漢字が”事典”でないのはそのせいです。IME2000の辞書によると、百科事典が”事典”だから、”人名事典”にすべきかもしれませんね。

『黒い面影』にしろこの『人名辞典』にしろ、さすがに、何度も書き直しただけあって他の作品よりも無駄な描写などがなく、コンパクトで読み易い作品です。ここ最近はこのような作品を書けなくなってしまったようにも思います。ある意味、この2作品は代表作と言えるのかもしれません。(笑)

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第06回 理想論と罰 (『短編集 灰色の虹』より) ―2002年06月09日UP

 高校の頃”現代社会”にていろいろな哲学者などの勉強をしました。その時に一人だけあれって思ったのがニーチェであり、もっと知りたいと思った人物でもあります。
 作品の最初の方で書いたのは実際に思ったことです。本屋でニーチェのニヒリズムに関する書籍を探したこともあったが、まだ見つからないため読んでいません。それ程の危険思想なのか!?それとも、読む人によっては危険思想であり、実際には安全思想なのか!?通説が間違っているのではないのか!?などと考えたりしてしまう。

 この『理想論と罰』はそんなあやふやな思いから書いた駄作であります。最初から読んでほしいとは言えないような作品を目指して(!?)もいた。作者のエゴを前面に押し出した作品です。
 そうですよね。だったら何でUPしたのでしょう!?(笑)

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第07回 小さくなった恋人 (『短編集 白のまどろい』より) ―2002年06月09日UP

 プロポーズの返事をあさってに控えた男(湊ちゃん)の前に富田加南子(恋人)となのる少女が現れる。信じられないような事実を告白されて、いろいろ考えをめぐらせるが、その少女に「信じてないんだ。いいわよ。結婚してやんないから。」と言われた後で、「分った。信じる。信じるよ。」と答える。この作品の中ではそれを境に”少女”から”彼女”へと変わる。単なる子供ではなく、子供になってしまった大人として、見てほしいと、一応、こだわった点である。
 この彼女の使い方がこの後、別の作品を書くきっかけになったのだが、それはまた、その時紹介したいと思います。

 もう一つこだわった点がある。それはこの女の子の名前()が”かがみ”であることです。これは作品中では判らない。(笑)
 年齢以上にしっかりした女の子は皆に"オキョウ"と呼ばれている。設定では幼稚園児であり、漢字もならっていないだろうに、いきなり音読みでのあだ名がついているのだ。密かに、スーパー園児にしたかった。(笑)

 最後に、”短編集 白のまどろい”編集されている点を説明しておきます。”まどろい”には特別の意味があり、そもそも、”まどろい”って何!?と思われるでしょう。
 不用意に”まどろい”と使っているのですが、そんな単語はないようです。”まどろむ”や”まどろみ”の語源からきているのですが、少し意味は違います。(笑)

 自分がプロポーズした加南子さんだとと名乗る女の子が、その返事をあさってに迎えて現れる。その女の子が本当に加南子さんどうかなのかどうなのか!?果たして返事はOKなのか!?そんな不安定な気持ちがこの作品の中での”まどろい”なのです。

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第08回 政略結婚+Dinkの思考回路 政略結婚 (『短編集 白のまどろい』より) ―2002年09月20日UP

 この作品は本当にUPしても良いのだろうか?非常に悩んだ作品です。それは『Dinkの思考回路 政略結婚』を読んでいただければ判ると思います。そして、UPしてみれば何か吹っ切れた感じがするのもまた確かです。(笑)
 あの体験したことは事実であることは間違いないのです。しかし、あれが心霊現象の一種なのか? それともドッペルゲンガーなるものなのか? そもそも、あれが自分自身だと勘違いしただけで、実際には他人だったのかもしれない。
 ただ言える事は、あそこに立っていたのは生きている人ではないのです。心霊現象もドッペルゲンガーも否定するならば、単なる幻覚と言ってしまえば簡単です。今となっては、そのどれかは判りませんが……。
 そうそう、あのような不思議な体験をすることはありませんが、数少ない体験をまた違った作品としてUPして行けたら良いと思います。

 また、このDinkの思考回路では、出来るだけ忠実に作品を考える過程を書いています。とは言え、後から思い出しながら書いていますので、大変苦労しました。(笑)
 それと、自分の思考回路をそのまま見せてしまって、何だか恥かしい気もします。まるで、数学の方程式の計算過程を書く時に、頭の中で考えた足し算・引き算・掛け算まで書いてしまった気分です。特に、割り算が苦手で掛け算を逆算していたので、なおさらです。(笑)
 きっとあのような『Dinkの思考回路』はこの作品が最後です。また違った形で『Dinkの思考回路』を書いていければ良いと思います。

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第09回 白のまどろい (『短編集 白のまどろい』より) ―2002年09月20日UP

 舞台は石川県。しかし、設定を考える時は新潟県であり、もちろん全く違うストーリーを考えていました。
 子供の頃、雪遊びに夢中で吹雪の中の田んぼのを歩いていると、一軒の家がありそこで可愛い少女に出会います。楽しい時間を過ごすのですが、吹雪が止んでその家を探しても見つからないのです。その時の忘れられない思い出に浸る男性のストーリーでした。

 しかし、これではあまりにも面白みがないと思い。舞台設定から変えてしまい、小学校の時の出来事を利用して書いたのです。しかし、1年だけ行った生徒数が日本一にまで登りつめたマンモス学校という舞台を中心にしてストーリーを考えたのに……そのことは一行も書いていない。(笑)
 続編を描くつもりが無かったため、ごちゃごちゃした背景を省いたのでした。

 この作品は『短編集 白のまどろい』との同タイトルなのですが、実は「白のまどろい」というタイトルが先に出来上がっていたのです。後から「白のまどろい」らしい作品を考えていきました。
 このHPの作品は殆ど作品が出来上がってからタイトルを決めるのに対して、唯一タイトルから考えた作品なのです。

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第10回 孤独な暗闇&私はここにいるよ(『短編集 灰色の虹』より) ―2002年09月20日UP

 この2つの作品は12月(師走)のUPにあわせて、慌てて書き上げました。
 なぜ、慌ててなのかというと、年末にゆっくり読んでくれる人なんていないだろうという結論です。その前に、1月にUPした2作品を用意していたので、相当無理やり書いた作品です。

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