Portfolio of 下野整骨院

痛いところに触らない



この写真の女性は80代の方です。以前からリハビリに通院していましたが、頼りにしていた医療機関が閉鎖となり治療が受けられない状態で痛みが増悪して来院されました。では、いつから「膝」が痛くて通院していたのでしょうか?答えは、15年前です。この写真の撮影に応じていただいたときにはすでに痛みは完全に緩和しています。遠絡療法では疼痛発生部位には決して触りません。ちなみについていた病名は「変形性膝関節症」です。

痛いところが悪いの間違い



この写真は12歳のサッカー少年です。お母様の坐骨神経痛が劇的に改善し、治癒に至りました。以前から相談を受けていた息子さんの治療に取り掛かりました。最初の痛み相談は眼球の運動痛でした。上を見るだけでチクチクとした鋭い疼痛があり、瞬きが頻回でした。偏頭痛も度々あります。この少年の主訴は「オスグット・シュラッター(膝蓋腱付着部の疼痛)」でした。局所に色々な症状を呈していて、それぞれに診断名が付いて、治療に取り掛かっているにもかかわらず、一向に治癒に向かわない状態でした。局所に疼痛が発生していても、炎症の4徴候がないものは、局所の障害ではなく中枢性の問題であるとして、病態の理解が必要とされます。

マッサージ・整体・無駄な固定しません



少しわかりにくいかもしれない写真です。この80代の方は、突然の膝の激痛でMRI検査を受けたところ、内側半月板に亀裂が入ってしまっているので、手術を受けなければ治らないと、診断を受けました。しかし、3回目の治療後、杖をつかないでお帰りになりました。マッサージ・整体・包帯やテーピングによる固定は、一切やっていません。間違いなく確認したのは、いくら膝が痛くても炎症が出ていなかったということです。