今では、北海道の「冬の風物詩」となった「アイスキャンドル」は下川町から誕生しました。
1985年、下川のまちづくりグループ「コロンブスの卵」代表の橋さんが一冊の本と出会いました。
元北海道教育大学教授の伊藤隆一先生の著書「北の暮らし歳時記」です。
本の中に「ローソクの灯りのある風景」と題し『ヘルシンキの幼稚園では先生と子供達が一緒にバケツに水を張り、翌朝ひっくり返すとバケツの形をした氷の塊が出てきた。穴を上に向けてその中にローソクを入れた。淡く透き通った自然のガラスに入った炎が白い庭に幻想的に広がった。』という一説をヒントに「コロンブスの卵」のメンバーは、イメージを膨らませ試行錯誤の末、出来上がった氷のシェードを「アイスキャンドル」を命名しました。
アイスキャンドルの歴史はここから始まります。
橋さんを中心とする「コロンブスの卵」は翌年(86年)、下川冬祭り会場の隣接地にアイスキャンドルを飾る独自の活動を始め、87年には上名寄「名願寺」に飾られた500個のアイスキャンドルが「NHKゆく年くる年」に全国放映され、町内にアイスキャンドルの浸透は急速に進み、88年開催の「第14回下川冬祭り」は「しもかわアイスキャンドルフェスティバル」と生まれ変わりました。
1997年には、万里長城内に「アイスキャンドルパーク」が開催され、名称も「アイスキャンドルフェスティバル&パーク」となり、2003年には「アイスキャンドルスクエア」が開催が決まり現在の「しもかわアイスキャンドルミュージアム」と進化しました。
今年アイスキャンドルが誕生して、26年目を数えます(2012年現在)。
北海道内では形態は色々ですが、アイスキャンドルを使用したイベントは40を超えます。
本州でも、青森県や長野県ではアイスキャンドルを使用したイベントが開催されています。
北海道新聞社「行ってみたい冬のイベント」のアンケートでは「アイスキャンドルミュージアム」は9位とベストテン入りを果たしました。
「アイスキャンドル発祥の地・下川町」のアイスキャンドルは今後も進化を続け発展し続けます。

