strncat

文字列を n 文字連結

【書式】
#include <string.h>
char *strncat(char *s1, const char *s2, size_t n);

【説明】
文字型配列s1のうしろに文字列s2をn文字分連結します。
s2の長さがn以上のときにはn文字を連結し'\0'を付加します。s2の長さがnより少ない場合には'\0'まで連結します。(下図参照)
s1 を超して連結した場合と、s1とs2が重なっていた場合は、動作は未定義となります。

【引数】
char *s1 : 連結先の文字型配列
const char *s2 : 連結する文字列
size_t n : 連結する文字数

【戻り値】
s1の値。つまり返却値は連結後の文字列を指す。

【使用例】
#include <stdio.h>
#include <string.h>

int main(void)
{
    char str1[20] = "ABC";
    char str2[] = "12345";

    strncat(str1, str2, 3);     /* str2の長さ >= n */
    printf("%s\n", str1); 
    strncat(str1, str2, 10);    /* str2の長さ < n */
    printf("%s\n", str1);

    return 0;
}
【実行結果】
ABC123
ABC12312345
【動作例】

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