sprintf

書式指定変換した出力を文字列に格納します

【書式】
#include <stdio.h>
int sprintf(char *str, const char *format,  ... );

【説明】
書式formatにしたがって、printf関数と同様の変換を行った出力を、文字列strに格納します。
この関数を知っているのと知らないのとでは、文字列を編集する効率が全然違います。知らないと、文字列を編集するのに、strcat関数などを用い、とんでもない長文を書く羽目になってしまいます。

【引数】
char *str : 変換した出力を格納する文字列。
const char *format : 書式指定文字列。 詳しくはprintf関数を参照のこと。
... : 可変個引数。この引数を書式指定に従い変換します。書式指定文字列はこの引数と同数必要です。

【戻り値】
成功時 : strに格納した文字数(最後の'\0'は除く)
失敗時 : EOF

【使用例】
#include        <stdio.h>

int     main(void)
{
        int             i;
        char    str[100];
        char    str1[] = "文字列";
        char    str2[] = "連結";
        char    str3[] = "お手軽";

        for (i=1; i<=10; i++) {
                /* ループ回数を文字列に格納 */
                sprintf(str,"ループ回数:%2d",i);
                puts(str);
        }

        sprintf(str,"%sの%sだって%sよ",str1,str2,str3);
        puts(str);

        return 0;
}
【実行結果】
ループ回数: 1
ループ回数: 2
ループ回数: 3
ループ回数: 4
ループ回数: 5
ループ回数: 6
ループ回数: 7
ループ回数: 8
ループ回数: 9
ループ回数:10
文字列の連結だってお手軽よ

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