rand

擬似乱数を返却します

【書式】
#include <stdlib.h>
int rand(void);

【説明】
0〜RAND_MAX の間の疑似乱数を返します。
乱数とは、要は「でたらめな値」ですが、コンピュータ内ではある規則に従って「でたらめな値」を生成しています。これを擬似乱数と言います。
rand を使って発生させた擬似乱数は srand関数 で乱数の発生系列を変更しない限り、実行のたびに同じ擬似乱数を発生します。下の使用例のプログラムを実行すると、実行のたびに同じ繰返しで擬似乱数を発生します。

【引数】
なし

【戻り値】
0〜RAND_MAX の間の疑似乱数。RAND_MAX は stdlib.h の中でマクロ定義されています。

【使用例】
#include        <stdio.h>
#include        <stdlib.h>

int main(void)
{
        int i;

        /* 1〜10の擬似乱数を100個発生 */
        for (i=0; i<100; i++) {
                printf("%3d ",rand()%10+1);
        }
        printf("\n");

        return 0;
}
【実行結果例】
  9   9   4   6   2   8   1  10   3   7  10   8   5   1   6   4  10   4   8   7   7   9
  6   2   8   5   2   6   3   7   5   6   5   3   2   8   5   4   2   7   9   9   6   4
  8   7   6   4   3   5   4   1   5   4   3   9   3   8   8   6  10   4   2   5   1  10
  9   8  10   7   7   1   9   7   5   3   7   6   2   5   4   3   4   7   1  10   2   2
  7   2   1   6  10   5   6   4   5  10   9   2 

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