4.PATHの設定 WindowsXP/2000の場合

LSI C-86 試食版 では、コンパイルはコマンドプロンプトを使用します。コマンドラインを利用する際、注意が必要なのはファイルを実行できるのは、現在作業中のカレントディレクトリのプログラムだけだということです。コンパイルする際は実行ファイルがインストールされているディレクトリまで移動して作業をする必要があります。その手間を省くために環境変数パスの設定をします。それによって、自分の作業ディレクトリでコンパイルを行うことができます。


  1. デスクトップ上のアイコン「マイコンピュータ」を右クリックします。ポップアップメニューの中から「プロパティ」を選択します。

    「システムのプロパティ」ダイアログ内の「詳細設定タブ」をクリックし、「環境変数ボタン」をクリックします。

    環境変数ボタンをクリック

     

  2. 「環境変数」ダイアログ上のリストの中の「システム環境変数」内に「Path」がありますのでクリックして編集ボタンを押します。

    ※現在ログイン中のユーザーアカウントでのみLSI C-86 試食版を利用する場合、および、ユーザーアカウントが「コンピュータの管理者」でない場合には、「ユーザー環境変数」の「新規」(Pathが存在していない場合)か「編集」(Pathがすでに存在している場合)のボタンをクリックし、次の3.の要領で「Path」を追加してください。

    pathの編集

     

  3. 「システムの変数の編集」ダイアログ内の「変数値」の末尾に次の一文を追加します。

    ;C:\lsic330c\bin

    この際、文字はすべて半角英数です。冒頭の「;」を忘れないように注意してください。すでに入力されている値は絶対に消したり、書き換えたりしないでください。システム起動エラーを起こすことがあります。

    pathの編集

     

  4. 作業が終了したら「OKボタン」をクリックします。後は、それぞれ「システム」ダイアログと「システムのプロパティ」の「OKボタン」をクリックした後、Windowsを再起動して作業終了です。

 

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