Borland C++には、コンパイルする際のオプションを指定することができます。そのオプションを前もって設定ファイルに記述することによってその作業を自動化することができます。設定するファイルは、bcc32.cfg と ilink32.cfg になります。このファイルを作成することによってコンパイラが標準ライブラリを自動的に発見することができます。
bcc32.cfg
メモ帳などのテキストエディタを使って、次の行を記述してください。
-I"c:\Borland\Bcc55\include"
-L"c:\Borland\Bcc55\lib"
上記を記述後、「名前を付けて保存」で、ファイル名を "bcc32.cfg" のように "" で囲んで C:\borland\bcc55\Bin フォルダに保存してください。 その際、ファイルの種類は「すべてのファイル」を選んでください。
ilink32.cfg
メモ帳などのテキストエディタを使って、次の行を記述してください。
-L"c:\Borland\Bcc55\lib"
上記を記述後、「名前を付けて保存」で、ファイル名を "ilink32.cfg" にのように "" で囲んで C:\borland\bcc55\Bin フォルダに保存してください。 その際、ファイルの種類は「すべてのファイル」を選んでください。
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