第3章 基本的な演算子

C言語で扱われる基本的な演算子について説明します。

なお、関係演算子論理演算子については「6-1.if文」を、 ビット演算子複合代入演算子条件演算子sizeof演算子については第13章を参照してください。


3−1.代入演算子(=)

等号の右側の値を左側の変数に代入します。

定数の代入 : a = 3; ・・・ 変数 a に 定数 3 を代入

変数を代入 : a = b; ・・・ 変数 a に 変数 b を代入

式の代入  : a = c + 4; ・・・ 変数 a に 式「c + 4」を計算して代入

自身を更新 : a = a + 2; ・・・ 変数 a 自身を「+2」して代入

なお、次のような代入はできませんので注意してください。

これらはできません

1 = a; ・・・ 定数に変数や式は代入できません

a + b = 3; ・・・ 式に定数や変数は代入できません


3−2.算術演算子(+ - * / %)

加減乗除および余りを求めます。

演算演算子意味
加算+a + ba に b を加える
減算-a - ba から b を引く
乗算*a * ba に b をかける
除算/a / ba を b で割る
剰余算%a % ba を b で割った余り
 %演算子 は整数値で整数値を割る場合にのみ使用されます。
  浮動小数点数の場合には 「7-3. 算術関数」で扱うfmod()関数を用います。

(% の使用例)

int a = 10;
int b = 3;
int c;

c = a % b;

のとき 10 ÷ 3 の余りは 1 ですから c は 1 になります。


3−3.インクリメント(++)・デクリメント(--)演算子

+1 および -1 の演算を行います。

演算演算子意味
インクリメント++a++a に 1 を加える(後置演算)
++aa に 1 を加える(前置演算)
デクリメント--a--a から 1 を引く(後置演算)
--aa から 1 を引く(前置演算)

(注意)

インクリメント・デクリメント演算子は単独で、「a++;」や「++a;」のように用いたときには、 後置演算、前置演算のいずれを用いても演算結果は変わりません。

(例1)
int a = 10;

a++; ・・・ a は 11
(例2)
int a = 10;

++a; ・・・ a は 11

しかし、代入演算子(=)と共に用いると、結果が違ってきますので注意が必要です。

サンプル 演習
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