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| 別に凄くポルトガルに憧れているわけではなかった。本当は北欧に行きたかった。でも、計画が倒れたので慌ててポルトガルのガイドブックを買ったのだ。だからほぼ、無勉強。パリからの往復チケットだけ買って、ホテルさえ予約していなかったのだ。
パリからの格安飛行機easy jetは本当にイージーで、チェックインまで長蛇の列。荷物超過客が2つしかないカウンターでいちいちゴネるので列も進まず。やっと機内にはいり、自由席の座席に着いても「前の客が座席を汚したので今から取り替えます」とクッションを取り外す作業が始まり、機内でもイライラ。満席だから仕方ないけど。 予想通り到着が遅れ、時差1時間もあって、荷物を受け取ったのが夜の9時。(荷物が出てくるのさえこんな時は遅く感じる)空港の案内所が閉まっていたら致命的だと、半泣きだったけど、幸い案内所に人が居て、安いホテルを探してもらえた。 そう言うわけで、リスボン到着から疲労気味。でも外に出てみると夜の9時は日本の6時ぐらいの明るさで、中心街に向かうバスからの風景に驚きの『!!』。予想していなかった少し荒んだ外壁の集合住宅の町並みと、権力を示すような巨大な像が幾つかの広場の中央に建っており、未知の空気に静かな興奮を覚える。 これぞ、旅、です。 |
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街の急坂を昇降する木製ケーブルカー。薄暗い路地をゴトゴト降りる。建物の中は、みんな薄暗いのよ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ケーブルカー乗り場は普通の建物。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| これは路面電車。車も人も狭いのでギリギリのすれ違い。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| キューブ型の白と黒の石で中心街の路面模様。本当に綺麗。職人さんが並べている姿も見かけました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 魚介のリゾット。フライもあるけど、結局これが一番美味しくて何度も頼んだ。最後に散らすコリアンダーがいい香り!周りのお客さんもみんなこちらを向くくらい! | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 前菜のミニサイズチーズやパテ、パンも、手を付ければその分のお金を払うシステム。食べないで写真だけ撮った。 観光客用のレストランがずらりと軒を連ね、6カ国メニューを持ったウエイターが客引き。でも、そんなにしつこくは無い。 |
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| 朝の立ち食いカフェ?ガラスケースに並んだ菓子パンか調理パンを選んでコーヒーを頼み、ガラスケースをカウンターにしてさっと朝食する。これはエッグタルト。甘すぎてクリームを取り除きながら食べた。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 甘すぎるのは嫌なのでクロワッサン。サクサクではなくどっしり。素朴な味なのです。食べきれなくて半分残したら、おじさんが手慣れた様子で持ち帰り用に包んでくれた。感動! ポルトガルの人は包むのが丁寧で上手いの!人柄を感じました。 |
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| 店内の様子。次々にエッグタルトが焼き上がっていた。ガラスのショウケースの下の段にはスイカやメロンも。 全体に朝食は安くて1、2ユーロで収まる。地元の人も利用しているからでしょう。 カウンター内の人たちが無駄の無い動きを展開していた。長年、この仕事をしているのだろうな。 |
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| リスボンの有名な老舗カフェ。 cafe a Brasileira。こんなシックなところでも、カウンター裏の食器の鳴る音は絶え間ない。いつもガチャガチャいっている。 なんだかリスボンはどこに居ても庶民的なのだ。 |
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| 旅で不足するのはビタミンC。 っていうか、メニューもよく解らなかったんで「リモナーダ」と書かれたものを注文したら大当たり!果肉たっぷりのレモネードが出て来て、私はこれを飲んで生き返ったのだ。くたびれて倒れそうだったの。 |
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| ギリギリの体力で、トラムを使いながらリスボンの街を散策しました。安土桃山時代にここまで辿り着いた天正遣欧少年使節が滞在した教会にも。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 5泊6日の滞在で、本当はリスボンから3時間半のPortoに2泊するつもりだったんです。フランス人の友人たちが口を揃えて『絶対行くべき!』って言うから。でもリスボン1日目で、諦めた。だって、2日や3日ではトラムも使いこなせないし、焦って観光して終わりそうだったから。せっかくポルトガルまで来たのに、、、とは思いつつ、リスボンを味わい尽くそうと決心してホテルを延泊。 で、4日目。遂に行きたいところが無くなった、、、。 ポルト行けば良かったぁ、と絶対したくない後悔がよぎった時、ガイドブックに1時間で行けるSintraというお城のある街の紹介が。行ってきました。 |
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| レゴブロックで作ったお城みたい。イスラム、ゴシック、ルネッサンス、いろいろな様式の寄せ集めで1859年に完成したそうな。 装飾品にトルコや中国の物が多く見られるのも、ポルトガル人が世界中を航海していた影響かな。 |
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| 私のようにリスボン観光のついでに立ち寄る人気スポット、すっかり観光地化しており、このお城の入場料9.5ユーロ。1700円! 高い!! でも、のんびりと山の上を散策して、食器工房でお土産を買ったり、いい一日を過ごしました。 |
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| リスボンで一番泣きそうになったこと。 国立タイル美術館に行こう、と決めて向かったら、何だか郊外のややこしい場所で、かなり不安にかられながらてくてく歩いた。兎に角日本と違い表示が無く不案内。って私が言葉がわからないだけか。やっと見学して、帰りのバスに乗り込み一安心。 バスの車窓から青いテージョ川(大西洋に続く)と空とコンテナが広がる風景を見たとき「よく、こんなところまで来たものだ」と ひとり感無量で涙ぐんだ。ついでに1582年に来た天正遣欧使はどんな気持ちだったろう、なんて思ってね。 |
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| 美術館にもいろいろ行ったけれど、心に残ったのはグルベンキアン美術館を取り囲む公園にあった、この人工水たまり。たった1センチの水たまりなのにこんなに緑を反映していて、感銘しきり。所々に仕掛けてあった。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| タイルコレクション。 本当は北欧に行きたかった、なんて書いたけれど、北欧とポルトガルに通じるものは陶器だと思うんです。粘土と釉薬のざっくりした感じが好きで、それでポルトガルっていいかもと思ったんです。街中に普通に存在するタイルばりの建物を見て写真を撮りながら少しずつ価値の見分け方がわかってきました。手描き、印刷、立体、古いものやそうでないもの。 宝探しのようでした。まだまだそのまま残されているボロボロの古いタイルもずっとこのまま維持されればいいなぁ。 |
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| 街を歩いた印象は、神保町の古本屋街とか、沖縄の路地、行った事ないけどちょっと東欧。そんな感じ。ちょっと古くさくて、素朴で、生活は地味め。なぜかなと歴史を見てみたら、独裁制から解放されてまだ浅い。私の歳くらい。つまり親の世代は独裁下だったということ。そうかー、と想像を巡らす。 いろいろな国、いろいろな人生、いろいろな生活が、存在する。つくづくそう感じる旅でした。 想像じゃなくて、体験する。実際に行ってみる、今回のカルチャーショックでその違いを実感した。知らない事が、当たり前だけれど、なんて多いいいのだろう! |
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| よく雑誌でいい色をした壁を背景に撮影してるから、真似してみました。まぁ、いいじゃないの。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||