春のイタリアに行ってきました。
毎年、この時期にボローニャで絵本の見本市が開かれるからなんです。私は昨年同様、研鑽を積みに行く訳です。で、職場を1週間も休まねばならず、色々な意味で気楽な旅行とはいかず、この日のために様々な準備をするのですが、いよいよっ!の時期に3.11の大災害が起こってしまったのです。

 何をどうしたらいいのだか、。職場は一時閉鎖だし、同僚は散々ばらばらだし、フランスの知人からは沢山メールが届くし。日本の状況は日々深刻で。家のパソコンの前で頭を抱えながら涙流しながら、考えたり調べたりメールを書いたりして、結局出発予定を数日繰り上げてミラノへ発ちました。ミラノのマルペンサ空港には2月に引っ越したばかりのK夫妻が迎えに来てくれました。
10 Corso Comoのカフェ。
最高に好きになった場所。
昨年、ミラノに滞在した時は連日雨のなか中央駅付近の安宿から美術館目指して歩きまくり、夜はホテルの部屋でビールとグリシーニをかじる、という激渋な時間を過ごしました。
今回は、初級ミラネーゼのKさん(まだ引っ越して1ヶ月でしたから、、)と一緒にミラノ中の店(服と靴とバッグと雑貨)を大調査!という日々を過ごしました。
まぁ、とにかく、全部見た。全部!
お店のディスプレイをみても、色使いがとてもキレイ。服や雑貨は素材の良さで発色も違うだろうけれど。あとは空間と太陽の光の加減かな。
街歩きの途中で、大邸宅を見学する。イタリアのお金持ちってとてつもないのだねー。そして大人なセンス。脱帽。FrよりItだわ。住居空間の植物使い、配置について刺激を受けた。グリーンのグラデーションが。あぁ。溜息しかでない。
食のイタリア。当然ですが。
でも、レストランの写真はどうも興醒めなので余り撮ってません。味も伝わらないしね。結論。食もFrよりIt。
モッツアレラ、その他チーーーーズ!ピザ、サラミ、生ハム、ルッコラ、トマト、バジルソース、魚介のフリット、カツレツ、ポルチーニ、カラスミ、バルサミコ、ワイン、微発泡ワイン!安い!!ジェラート!リモーネのジェラート!!

あぁ。悔い無し。
なんでそんなに美味しいの!
そして、本当にごちそう様でした、、、、。
そして、本来の目的であるボローニャへ。
激渋な3泊4日。激渋というのはネガティブな意味ではありません。とても深い深いところで思考して刺激を受けて、これから、今後、あらわれてくること。
昨年も撮ったボローニャ市庁舎の階段で。去年、この旅行から帰ってバッサリ髪を切ったのでした。何年も前の事のように思う。
光と影。強い光を描こうとすると、影を濃くしなければならないのよね。
強い光や輝き。憧れているだけじゃだめなのよね。光だけみていたらわからない。
ミラノに戻り、お土産を買ってリナーテ空港から仕事再開の日に間に合うべく日本への帰途につきました。

全ての旅程でお仕事の調整をして車で送迎して下さったKさんご主人。ありがとうございました。イタリアでの任務に伴うご心労が少しでも軽くなりますように、、、、、。(イタリア人、だもんね、、、)。ひとつも嫌な顔せず、私の物欲散歩に笑顔で付き合い、船便も届いていないのに明るく暖かく素敵に迎え入れてくれたKさん。
本当にありがとう。
わたしも、がんばる。
搭乗前に撮ってもらった写真。
気に入ってるんだ。
ひとりひとりが前を向いて、なるべく笑顔で。