2009年の夏は忘れ難いバカンスになった。
この先、何度も思い出してこんな風に笑うだろうな。

ナントに居た頃とてもお世話になった夫婦2人が日本にやって来て沖縄から佐渡まで3人で2週間の珍道中。大変でない訳がない。わかっていたけど、どんと引き受けました。どん、と。

行程中のブログもあるし、写真に集中できる余裕もなかったので、幾つか写真と思い出を少しだけ。

座間味。海面がゆるいゼリーみたいにゆるゆるとしていた。
無人島に上陸。居るのはこんな宇宙人みたいな雑草。丘の上から風に吹かれてよろよろと回転しつつ海へ向かう。ムーミンのニョロニョロに匹敵するくらい不思議な物体だと思う。
那覇の夜。
読谷山焼のアトリエで。ひとつだけ、食欲の湧きそうな器を買いました。
那覇で太陽の高い時間に出歩いているのは観光客だけ。タクシーにも乗らないのは私たちだけ。
福岡では夕食の件で一悶着あり。
長崎では蚊にさされながら丘の上の展望台に登った。造船所の建物だと思っていた物は巨大な貨物船だった。今までで見たことのない風景を見た。
現代美術の展覧会がとあるお寺で開催されていた。これは、そのお寺の納屋。こっちの方がアートだと思った。
ギャラリーで陶器の展示。全部、好きになった。ひとつだけ、ちいさなカップを購入。
単独行動でここに着た。ポルトガルとオランダがキーワードだから。
広島。中だるみ。かなりまったり。
京都。ここも歩いているのは外国人観光客ばかり。写真を撮る余裕もなくなってきた。
沖縄にも行ったのに、何故佐渡まで行かねばならないのか。でも、こんなに素晴らしい夕焼けをみたから全部オッケーだ、と思った。
そしたら翌日雨だった。しかも、レンタカーは予約者以外なし。気が付けばお盆のまっただ中。
バスに乗ったり、いろんな人に助けられてなんとか観光。私の精神力は既にガス欠状態。
こんなにスバラシイ花火大会は見たことがない。翌日、帰京。
東京に暫く滞在し、3週間の日本でのバカンスを過ごして彼らはフランスに帰りました。2回の地震も体験して頂き、日本を少し理解してもらったのではないかと思います。
私は、2つの文化の板挟みであんなに大変な日々だったのに、今となっては全て笑い話になってしまうのが可笑しくて。一生懸命って何だが喜劇ですよね。
もう2度と引き受けないけど、ね。

フランスバカンス、長いだけに、いろんなドラマが毎年様々な人の間で繰り広げられているんだろうな。悲喜交々。