仏事
当山では檀家に属していない方の葬儀、告別式、及び法事を承ります。葬儀告別式には当寺より車にて片道1時間以内の地方でしたらお伺い致します、万一の時にはご相談ください。
生前戒名も授与いたしますのでお気軽にお尋ねください。
生前戒名(逆修戒名)
戒名とは名前を戒めると書きますが仏弟子になると云う意味です。葬儀の時住職の導師が死者に引導を授けます、引導とは灌頂といって死者が仏になる為の戒律のことを云います、引導を授与された死者は仏として浄土への修業の旅に出ると伝わります、また姓名や生前の行いや性格や性別、年令季節等をもとにして戒名を授けます、戒名は未来永劫に至るまでその人の人生が後世に伝えられます、また生前戒名は人が生きているうちに授かる戒名をいい満足感と安心感を得ることができます、それには仏のこころ(真心と中道の心)に近ずくように心がけて人生を送ることです、先ず「人に自ら施す、努力して励む、いましめを守り人に迷惑をかけない、どんな事があっても落ち着いて自己を反省する、あまり偏った心でなく正しい心で判断し物事を正しく見据える、苦しくても我慢し耐える」その他「十善戒(からだのおこない)不殺生−むやみに生き物を傷つけない、不偸盗−物を盗まない、不邪婬−男女の道を乱さない、(ことばのおこない)不妄語−うそをつかない、不綺語−無意味なおしゃべりをしない、不悪口−乱暴なことばを使わない、不両舌−筋の通らないことを言わない(こころのおこない)不慳貧−欲深いことをしない、不瞋恚−耐え忍んで怒らない、不邪見−間違えた考え方をしない等を心得て少しでも生きながらに仏の心に近ずく心がけで毎日を送ることです。
下記の用紙に生前戒名を記入し授与します
生前戒名授与を希望の方は寺院の檀家に属さない方に限ります
星祭り
星祭りはその年の変わり目である冬至に星を祭りて悪事災難を
免れるように一年が幸福に安楽に過ごせるよう星祭りのご祈祷
をするのであります。宿曜経には「人中の五性は天上の衆星に
属す諸天感応は専ら人間の信否に因るひそかに以みれば天上の
諸宿星の本地は仏菩薩にして北斗七星二十八宿等の星は仏の
慈悲の本誓より出る化身なり」と説かれて居ります。儀軌には
「もし人ありて礼拝供養すれば長寿富貴なり死籍を削らしめ還
て生籍に付す」と説かれて居ります。各人の吉凶禍福幸運と
不運は其人の運勢を掌どる属星に依って定められ故に善く属星
を祭祀して幸福を祈る事が大切であります。
●日時
毎年12月23日(天皇誕生日)
午前10時30分、午後1時30分
(計2座)嚴修いたします
●御祈祷料
1,000円より
祈願料3,000円以上の申し込みをされた方には昼食を差し上げます
◎12月5日までに電話かFAXでお申し込みください。