電子工作に必要なもの
電子工作に使うものを紹介します。これから始める方の参考にして下さい。
はんだごて 通常は15W、スイッチを押すと65Wになるタイプです。 ちょっと大きめのパーツも付けられるのでできれば切り替え式にした方が良いでしょう。 こて台は必要に応じて購入しますが、私はずっと空き箱を利用しています。 はんだに付いては、1mm程度の物を準備しておけば十分だと思います。 |
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定電圧・定電流電源 0〜20V、0〜300mA、0〜十数時間のタイマー出力が可能な電源装置です。 1990年に作ったのですが、今でも重宝しています。 回路図は書いていませんでしたが、LM317とICL7660(負電源用)を使って定電圧、定電流としています。 それに秋月で販売している長時間タイマー用ICのS8081Bのタイマー出力を組み合わせています。 ロータリースイッチの切り替えで、電圧、電流、タイマー時間の表示を可能としています。 |
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テスター 私の場合は測定精度より、機能が多いけど値段が安い方が良いので、秋月で販売している温度計や周波数カウンタが付いているタイプを使用しています。 |
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はんだ吸い取り器 間違った部品の取り外しや、はんだを付け過ぎた時に取り除くために使用します。 はんだ吸い取り線というのも有りますが、使い捨てになるので最近は使っていません。でもきれいに取れるのははんだ吸い取り線の方です。 |
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ハンドニブラー アルミケースに大きな穴をあける時に使います。 最初は先端が通る位の穴をドリルであけて、あとはこれで食いちぎっていきます。 それが終わったらやすりを掛けてきれいに整えます。 |
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ニッパ・ラジオペンチ ニッパは抵抗の足を切ったりするのに必需品です。線材の被覆をはがすのにも使っています。 慣れていない人は素直にワイヤーストリッパーで被覆をはがした方が、線材に傷が付かなくて良いでしょう。 |
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リーマー ボリューム用の穴を開けたりする時に、ドリルではちょっと合わないという場合、リーマーで穴を大きくしてやります。 穴を広げたあとは、少しバリがでるのでやすり等でバリを取り除きます。 |
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ウレタン線 配線材です。これは表面がコーティングされていて、熱を加えた部分だけコーティングが取れてはんだ付けできるようになっています。 とても細いので、大量の配線を行っても見た目は非常にすっきりしています。 私個人としてはフラットケーブルをバラした線の方が使い易く感じているので、最近はほとんどフラットケーブルしか使っていません。AKI-H8コントローラーの裏面写真を見ればわかると思います。 フラットケーブルを使う唯一の弱点は、量が多いと厚みが増すという事でしょうか。 |
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良く使うパーツ | 1K、4.7K、10K、100K等の抵抗や0.1μF、10μF等のコンデンサは良く使うので多めに揃えておきましょう。 私は抵抗についてはほとんど100本入りの袋で購入するようにしています。 それから定番と言われるようなトランジスタやダイオードも安くなるようにまとめ買いしておきます。 |
測定器 | テスター以外では周波数カウンタを時々使いますが、これはキットで作った方が安くできると思います。 それとロジックアナライザもあると便利です。オシロスコープがあれば更に便利ですが、ちょっと高いし普段はそんなに使いません。 |
その他 | あとはドライバーと工具箱を用意して工作が終わったらすっきり片づけられるようにする位で良いでしょう。 |
最後に | やはり最終的には電子工作をするのが好きという事が一番必要な事でしょうか。 |