LinkStationにtelnetdを入れる


 LinkStationを開けると保証が効かなくなるので自己責任でやって下さい。


「Link de 録!!を使うのでファームウェアを更新」
 これは純正の機能そのままなので、特に問題無く実施。

「telnetdを入れる準備」
 私が使っている古いLinkStationはHD-HLANという機種で、最新ファームウェアのバージョンは1.51になります。これ以外の機種については私の方では確認できません。
◎in.telnetd、inetd
 このバージョンではin.telnetdの他にinetdも入っていませんので、事前に準備する必要があります。私は玄箱から取り出しました。/usr/sbin/in.telnetd、/usr/sbin/inetd、/etc/inetd.conf。
 inetd.confはin.telnetd以外をコメントアウトします。
◎作業用Linux環境
 私はDVD-ROM起動のKNOPPIXを使用しました。もちろんCD-ROM起動でも問題ありませんが、私のマシンでは最新版じゃないと起動できない場合がありました。
◎マジックナンバー修正ツール
 そのままだとディスクにアクセスできませんので、下記のURLからツールを入手しました。
 http://bonner.s45.xrea.com/
◎USB-IDE変換アダプター
 ノートPCで作業することから、上海問屋で販売されているUSB-IDE変換アダプターを使用しました。KNOPPIX上で使用できるものであれば何でも使用できると思います。
◎USBメモリー
 KNOPPIXでネットワーク接続して作業できる環境であれば不要ですが、私のマシンでは簡単にはネットワーク接続できなかったので、予めtelnetdや必要なツールをUSBメモリーに入れておいて移送用に使いました。
「追記」(2006/2/26)
 いじって起動できなくなったので1.54b1を初期インストールしたら上記だけでは足りなかった所がありましたので追記しておきます。
 /usr/lib/telnetlogin、/etc/init.d/inetd、/etc/rc.d/rc2d/S20inetd、/etc/rc.d/rc6.d/K20inetd

「telnetdを入れる」
 ケースの開け方等は他のサイトで見られるので、私がやったことのポイントだけ記録しておきます。
◎私の環境で接続したHDは/dev/sda1、/dev/sda3で認識されました。USBメモリーは/dev/sdb1でした。
◎マジックナンバーを修正して、telnet関連のファイルを追加。
◎/etc/passwdでrootパスワードをクリア。
◎組み立てて起動、rootでログインできることを確認。