開発経緯

 最初に作ろうと思ったのはもう数年前で、その頃はPC98の拡張ボードから制御するタイプのROM&GA Lライターを使用していました。

 ところがその頃にPC98が壊れてしまい、DOS/V系のマシンしか無くなったためDOS/V系のライターが 必要となり設計を進めていましたが、AKI-ROMライターを購入したり、PICライターを組み立てたため 取り敢えずなんとかなっていたので計画はずっと延期状態になりました。その当時はAKI-80にPPIなん かを付けてポート数を増やして制御しようかと思っていましたが、ビット単位で簡単に入出力を切り 替えるのはちょっと面倒そうでした。

 その後ATMELのデバイスが発売されるようになりましたが、ライターを自作するのにAT90S1200が使 用されていたので、卵が先か鶏が先か状態になってしまいました。その時に秋月からライターを購入 しようかとも思ったのですが、シリアル方式
のため安い外部発振のデバイスを内部発振に切り替える 事ができないという事や価格の点で躊躇していました。

 そして遂にAKI-H8ならばビット単位に入出力設定可能な豊富なポートやD/A出力、豊富なROM、C言語 で容易にプログラム可能という点から開発がスタートしました。

 その結果EPROM、AVR、PICライターを各々購入するより安く、汎用性のあるものに仕上げる事ができ ました。今後は対応デバイスの追加(申し訳ありませんが私が使用するデバイス中心です)やスタンド アロンアプリケーションの開発、部分的なアセンブラ化による動作速度の向上等を行う予定になっ ています。