CPLD

 以前はよく使うICをいくつか揃えたりして在庫の調整を図っていましたが、現在ではCPLDを使うと自分で作れる時代になりました。遅ればせながら私もやっとCPLDを購入して自作できるようになったので、ここではCPLD関連の記事を掲載しようと思います。


2002/07/07 CPLDライター制作編(今後随時更新予定)


「CPLDライター製作編」

 ここで扱うCPLDは通販での入手性を考慮してXILINX社のXC9500シリーズに限定します。(他の品種も使ってみたいですが、経済的に無理みたいです)

 ライターの回路はXILINX社のホームページに出ているものをそのまま製作する事にしました。なお、回路図中のダイオードは日本で売られている整流用ショットキーダイオードに変更しています。

 Parallel Download Cable

 ただしそれだけでは芸が無いのでPLCCソケットやヘッダーピンを付けてこんな具合に仕上げています。
 また緑色のLEDは電源表示、赤色のLEDはTDIの状態表示を行っています。

 ふたを付けた状態では以下のコネクタが外に出ています。

・プリンタポート接続コネクタ
・DC電源ジャック
・10Pコネクタ(JTAGケーブル用)

 ふたを外すと隠されていた多くの端子類が見えます。

・DIP-SW
 CPLDを載せた状態でもJTAGケーブルが使えるように書き込み信号線のON/OFFを行います。
・PLCCソケット
 ここに入れてプログラミングやデバッグを行います。
・40Pヘッダーピン×2列
 外部に実験基板を取りつけて動作確認する予定です。

 今回はウレタン線で配線したので、非常に薄く仕上げる事ができました。

 コネクタ部分の回路図は以下の様になっています。

 取り敢えず回路は組み立てましたが、動作確認していません。この続きは試作用回路を作ってからになる予定です。


「試作用回路製作編」

 次はLEDやキースイッチ等を多数準備した試作用回路を作る予定です。あまり時間が取れないので気長に経過をご覧下さい。