産卵方法

※※※国産オオクワ・グランディスオオ・ホーぺ・クルビ・コクワ等※※
・・・材産み種 タイプA・・・
完全材産みで材の表面から産卵するタイプ

コバエ防止中又は小ケース広葉樹マットを3cmほと敷き、
加水した産卵木(難関種はカワラ材熟成バクテリア材がGood)を入れます。
材産み種は産卵木を複数本入れると数産みます。
乳酸ゼリーを5個以上(1ヶ月以上分の餌)入れ、交尾済み♀をいれます。
ペアリングを同時に行う場合はあとで♂を抜いて下さい。
セット時に産卵木をマットにぐりぐりこすりつけると
カビ(白い菌)が生えにくいです。
適温で1〜2ヶ月保管し、産卵木を齧っていれば大成功です。
産卵木を慎重にニッパー等で幼虫を潰さないように割り出して下さい。
幼虫はルルズ4-S菌糸ルルズクワガタマットに1頭づつ入れます。
殆どが卵だった場合は「あっ ごめんなさい」と言ってそっと戻しておき、
幼虫になった頃に再度割り出します。


※※※ノコギリ・ヒラタ・アンタエウス・シカ・フタマタ等※※※
・・・マット、材両産み種 タイプB・・・

気温や水分量等の条件により、材とマット両方に産むタイプ

コバエ防止小〜中ケースるるずクワガタマットを5cm程硬く敷き、
加水した産卵木を入れます。
材産み傾向が強いと感じたら(フタマタ、シカ、フィリピンヒラタ等)
産卵木を半分くらい隠れるまでクワガタマットで埋め込みます。
マット産み傾向が強いと感じたら(インドネシアヒラタ、アンタエウス・ノコギリ等)
8割り程度材を埋め込みます。
※シカ・フタマタ・難関種は熟成バクテリア材がGood※
タイプAと同様に保管しますが、マットにも産卵しますので
卵や幼虫がいないか良く確かめて下さい。
材産み傾向マット産み傾向



※※ミヤマ・オニ・タランドゥス・ニジイロ・ホソアカ・ネブト等※※※
・・・マット、材両産み種 タイプC・・・

マットもしくは柔らかい材に潜って産むタイプ

タイプBと同様ですが、産卵木は8割以上埋め込んで下さい。
使用する産卵木は熟成バクテリア材カワラ材・KWカワラ瓶がGood 
マットはるるずクワガタマットを使いますが、マット産み傾向が強い
ミヤマ・ネブトは熟成バクテリアマットが向いてます。
産卵木をこなごなにしてしまい、白い卵と区別がつきにくいので、
マットに卵がないか良く確かめて下さい。
目の細かい3次発酵以上のマット(るるずクワガタマット等)にしか産みません

※※カブト・コガネ等※※※
・・・マット産み種 タイプD・・・

完全マット産みのタイプ


大・中ケースるるずカブトマットをケースの7割程度手で押し固めて
厚く敷きます。(マットが厚くないと産みません)
※底を10センチ位固めておくと産卵し易いです。※
高栄養ゼリー65gをたくさん入れ、交尾済み♀を入れます。
産卵木には産みませんが、産卵のきっかけと足がかりとして樹皮等を入れた方が良いです。
このタイプは完全マット産みですので、セット期間が長いとせっかく産んだ
卵を自分で潰してしまうのでセット期間は1週間〜2週間程度とします。
たくさん産ませたい時はセットから♀を抜いて別のケースに再セットします


※※ツヤ・コガネ・ハナムグリ等※※※
・・・マット産み種 タイプE・・・

完全熟成マット産みのタイプ

大・中ケース熟成バクテリアマットをケースの7割程度手で押し固めて
厚く敷きます。
(マットが厚くないと産みません)
※ツヤ・ハナムグリはバクテリアが繁殖したこなれたマットを好みます。※

高栄養ゼリー65gをたくさん入れ、交尾済み♀を入れます。
産卵木には産みませんが、産卵のきっかけとして入れた方が良いです。
このタイプは完全マット産みですので、セット期間が長いとせっかく産んだ
卵を自分で潰してしまうのでセット期間は1週間〜2週間程度とします。
たくさん産ませたい時はセットから♀を抜いて別のケースに再セットします