生徒会イベント報告

第12回勉強会 Listen to Sarah Vaughan<サラ・ヴォーンを聴こう!>

講師・寺井師匠

2007年 5月6(日)12:00-15:00

講師 寺井尚之

《内容》

Sarah Vaughan (1924-90)女性ヴォーカルNo.1テクニシャン!

ビバップ創設期から晩年まで、多岐に渡るレコーディングから名唱を厳選。

どんな歌かがよくわかる歌詞対訳と共に、サラの驚異的な歌唱を解説。

*サラ・ヴォーン講座の案内

取り上げた曲

サラ・ヴォーン

1. All The Things You Are オール・ザ・シングス・ユー・アー
  Oscar Hammerstein U / Jerome Kern

2. My Darling, My Darling マイ・ダーリン、マイ・ダーリン
  Frank Loesser

3. My Ship  マイ・シップ
  Ira Gershwin/ Kurt Weill

4. You Are My Everything ユー・アー・マイ・エヴリシング
  JoeYoung/ Mort Dixon/ Harry Warren

5. Poor Butterfly プア・バタフライ
  John Golden / Raymond Hubbell

6. I've Got My Love to Keep Me Warm 恋に寒さを忘れて
  Irving Berlin

対訳OHP係り

7. Easter Parade イースター・パレード
  Irving Berlin

8. Misty ミスティ
  Johnny Burke/ Eroll Garner

9. Serenata セレナータ
  Leroy Anderson / Mitchell Parish

10. Tenderly テンダリー
   Jack Lawrence/ Walter Gross

11.I Didn't Know About You アイ・ディドント・ノウ・アバウト・ユー
   Bob Russell/ Duke Ellington

12. Teach Me Tonight ティーチ・ミー・トゥナイト
   Sammy Cahn / Gene DePaul

13. In a Sentimental Mood イン・ア・センティメンタル・ムード
   Manny Kurtz, Irving Mills / Duke Ellington

14. All Too Soon オール・トゥ・スーン
   Carl Sigman / Duke Ellington

15. In A Mellow Tone イン・ア・メロウ・トーン
   Milt Gabler / Duke Ellington

16. Solitude ソリチュード
   Eddie DeLange / Duke Ellington

17. Black Butterfly 黒い蝶
  Ben Carruthers / Duke Ellington

18. Tonight I Shall Sleep トゥナイト アイ シャル スリープ
  Duke Ellington

19.From This Moment On フロム・ディス・モーメント・オン
  Cole Porter

20. I Gotta Right to Sing the Blues アイ・ガッタ・ライト・トゥ・シング・ザ・ブルース
  Harold Arlen /Ted Koehler

21. If You Could See Me Now イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ
   Carl Sigman / Tadd Dameron

22. Just Friends ジャスト・フレンズ
  Sam M. Lewis / John Klenner

23. I Hadn't Anyone Till You アイ・ハドント・エニワン・ティル・ユー
  Ray Noble

24. Send in the Clowns センド・イン・ザ・クラウンズ
  Stephen Sondheim

25. Autumn Leaves 枯葉
  Joseph Kosma

26. The Island アイランド
  Alan & Marilyn Bergman(English Lyrics) / Ivan Lins & Vitor Martins

27. You Are Too Beautiful ユー・アー・トゥ・ビューティフル
  Lorenz Hart / Richard Rodgers

28. Medley : Porgy & Bess メドレー:ポーギーとベス
  Dubose Heyward / George Gershwin :
  Summertime サマータイム 〜 It Ain't Neccesary So そうとは限らない 〜
  I Loves You, Porgy アイ・ラヴズ・ユー, ポーギー 〜Bess, You Is My Woman ベス、ユー・イズ・マイ・ウーマン

29. Fascinating Rhythm 魅惑のリズム
  Ira & George Gershwin

30. Gershwin Medley ガーシュイン・メドレー
  Ira & George Gershwin :
  But Not for Me バット・ノット・フォー・ミー 〜Our Love Is Here to Stay わが恋はここに〜
  Embraceable You  エンブレイサブル・ユー 〜Someone to Watch over Me 優しき伴侶を

掲示板より

熱心に聴き入る生徒達 美しい歌声に包まれたGW最終日
 投稿者:つー 投稿日:2007/05/06(Sun) 16:49

サラ・ヴォーンの歌声に包まれて幸せな時間を過ごせました。 とても一人の女性が歌っているとは思えない幅広い音域とさまざまな音色、すごかったです!
師匠も大絶賛の蝶々婦人が特に印象に残りました。 歌声を聴いていると、蝶々さんが一途に待ち続けているそんな情景が自然と浮かんできました。
また、今までライブやCDでよく聴いていた曲がまた一味違った感じになってて、楽しかったです。 ありがとうございました!GWのシメとしてとてもいい時間となりました☆

驚異的でした!
投稿者:けんいち 投稿日:2007/05/06(Sun) 17:28
バッグのオーケストラを丸呑みしてしまいそうな迫力、素晴らしい表現力、 これぞジャズヴォーカルの女王!と言う歌唱ばかりでとても楽しかったです。
"moments → hours → years"の表現が特に印象深かったです。 All Too Soonのエンディングもすごかったです。
ハナさんとのデュオのYou Are Too Beautifulもとても美しくて引き込まれました。 そして珠重さん、いつも対訳をありがとうございます! いつもとても分かりやすくて、英語が分からない僕でも曲の中にスーッと入っていけます^^
ガーシュインライブ、何度聴いてもやっぱいいなあ・・・。 楽しい講座をありがとうございました!

熱心に聴き入る生徒達 クリアー&パワフル そして、 ワンダフル!!
投稿者:スガ イッペイ 投稿日:2007/05/06(Sun) 18:06
前半は透き通った歌声に胸が熱くなり、後半はオーケストラを圧倒する歌唱力に圧倒されっぱなしでした。
テーマへの入り方、サビへの渡し方、エンディングのキメ方、構成を活かす技が光っていました。 ドラマーにも、貴重な(大事な)エッセンスをたくさん学べた1日でした。ありがとうございました。

サラ・ヴォーン講座!
投稿者:あやめ 投稿日:2007/05/06(Sun) 21:59
たくさんの曲を一気に聴いて、凄く迫力のある講座で楽しかったです。八千草薫さんの美しいイメージの〈Poor Butterfly〉、ノリノリの〈Teach Me Tonight〉、そして〈Autumn Leaves〉のスキャットに圧倒されました!4オクターブを余裕で出せるなんて……。凄い歌手です。
サー・ハナさんやジョー・パスさんのスピード感、控えめな紳士のフランク・ウェス様の渋いソロなど、ぜひ少しでもコピーして、歌のバックに生かせたらなぁと思いましたが、凄すぎて、太刀打ちできない気がしました。みんな凄いです!
まだまだ吸収しきれない、盛りだくさんの講座でしたので、時間の許す限り、じっくりと復習したいなと思いました。
珠重さんの対訳もとても見やすくて良かったです。OHP凄い量でした!ありがとうございました。

サラボーン!
投稿者:アクビ 投稿日:2007/05/06(Sun) 22:12
今日はあんなにもたくさん曲を聴いたのに、本当にあっというまに終わりました!まだまだ聴きたい!そう思いました。 オーケストラを吹き飛ばしてしまいそうな、あの歌声。 迫力はもちろん、あの表現力には驚きました。
どの歌も 心に響く、というより心を突き抜けてしまうような力強さ、そして切なさもある、ひとつ一つの歌に対する愛が溢れるものばかりで 本当に感動しました!!!  生命感溢れるサラボーンの歌に、今日は大満足です♪ とっても楽しかったです!ありがとうございました☆★☆

サラ・ヴォーン講座!
投稿者:まるちゃん 投稿日:2007/05/07(Mon) 00:11
今日はたっぷりと迫力ある、美しい歌声を満喫させて頂きとても楽しかったです! 歌詞を想いながら音楽を聴き、歌詞の想いを大切にピアノで表現する事の大切さなど、とても勉強になりました。(今はまだまだ間違えない様に弾く事で精一杯の私ですが…。)
ストレートで情熱的な歌詞をさらに情熱的に歌声で表現しているサラ・ヴォーン、最高でした! 楽しい講座をどうもありがとうございました

満席! お答え
投稿者:寺井尚之 投稿日:2007/05/07(Mon) 00:28
つーちゃん:講座本VOLVを読みながら、コールマン・ホーキンスとフラナガンを聴いてください。
けんちゃん:そのとおり!どれも凄かったですね。
一平君:サラ・ヴォーンはバッパーですから、構成を考えるドラマーには良い勉強に成ったと思います。
あやめちゃん:オスカー・ピーターソンのものと、Send in the Clownsは、わしの好みではありませんが、サラ・ヴォーンの歌唱の偉大さを説明するには不可欠です。
アクビちゃん:全身全霊で打ち込める曲でないと、演る意味がありません。
まるちゃん:楽しんでもらえてよかったです!! これからも、練習に生かしてください。
おわり

我心のサラ・ヴォーン!
投稿者:tamae terai 投稿日:2007/05/07(Mon) 00:37
サラ・ヴォーンは学生時代から、毎年来日するたびに、聴きに行って楽しかった歌手でした。
ラフなステージマナーや、10歳年下の夫、ウエイモン・リードをフィーチュアして歌った、I Remember Cliffordの素晴らしかったこと! ガーシュインライブの演目を、ドラムのハロルド・ジョーンズがビッグバンドひとつぶん、プレイして支えた勇姿など、思い出が次々蘇りました…
へヴィースモーカーで、リハはしないのが身上でしたが、影では24時間稽古の大歌手だった…
そんな思い出を、皆さんと分け合えて、今日はとっても嬉しかったです! 今夜はサラ・ヴォーンがこよなく愛飲したジンでごきげん!
サラ・ヴォーンに乾杯!!CU