2005年5月29日、第7回勉強会としまして、寺井師匠による「エリントン・ストレイホーン講座」がおこなわれました。
オリジナル資料と、構成表・写真満載のOHP、そして厳選した音源をもとに、寺井師匠が、エリントン、ストレイホーンの人生やその音楽の特質、 また、各レコードに対する評価、エリントン楽団のメンバーなどについてレクチャーしてくださいました。
名前はよく聞くけれど、その実情はあまり知らないという方が多かったように思いますが、今回の講座でだいぶ身近に感じられるようになったのではないでしょうか。
なお、フラナガニアトリオでは、エリントン、ストレイホーンの曲は毎回のように演目の中に入っています。今後もますます目が離せませんね。
ちなみに、寺井師匠の一番のお勧めのCDは、『...And His Mother Called Bill』(ビリー・ストレイホーンに捧ぐ)でした。皆さん、もう手に入れましたでしょうか。
以下は、出席された皆さんの講座に対する感想です。
講座は、とても充実していてあっと言う間でした!
エリントンだけでなく、ビリー・ストレイホーンの事まで
色々と教えて頂いてとても勉強になりました。
曲は聴いたことがあったものの、エリントン楽団での演奏はほとんど聴いたことがなかったので
いい演奏を沢山聴けてとても楽しかったです!
これから色々と聴いてみようと思います。
ありがとうございました!
エリントン氏のミュージシャンとしての技量もすばらしいのですが、今日のお話で、いかにすぐれたリーダーであったかをお話していただき、なるほどなるほど・・・と感心しっぱなしでした!
UMMGのガレスピー、すごくよかったです。バックもそれに合わせて、すごいフレーズ連発。相乗効果かな。
そして、やっぱりクラーク・テリー氏はすばらしいです。アタシも寺井師匠と同じく以前から大ファンなんですが、今日のちょこっと解説の中でも、そのすごさは十分に伝わりました。細かいところまで、ホンマ良い音です!!心地よいし、ネタの宝庫でもあります。
And His Mother Called Billは、やはりすばらしいアルバムですね。気持ちの入れようから、アンサンブルのバップらしい勢いや強弱など、おもしろいなーと思いました。
あの・・・正直くるみ割り人形の「花のワルツ」はクラシックのイメージがあるので、とても違和感がありましたが・・・、勉強のためにはきちんと聴かなあかんかなとも思いました。
ホッジスはかっこいいおじいちゃん・・・お会いしたかったです。本当のエリントン・オーケストラも生で見たかった。
楽しい講座をありがとうございました。
追伸 ハタ坊はじめ、幹事の皆様お疲れさんでした。けんいちくん、OHPデビューご苦労様でした!受付嬢さんもお疲れ様でした♪
今日のエリントン講座、内容がとても充実していて
自分の中で、一気にエリントン、そしてビリー・ストレイホーンの世界が広がっていきました。
クラシックのオーケストラも大好きですけど、エリントン・オーケストラも大好きになりました。
生演奏の中にどっぷり浸かってみたかった〜〜と心底思いました。JAZZ講座で いい曲を聴く度に、自分がもっと前に
生まれていたら、生で素晴らしいプレイヤーの演奏をたくさん聴けてたのになぁ〜と 悔しい気持ちになる一方です(−_−)
また、この前のFLANAGANIA TRIOでのLIVEで、U.M.M.G.の
最後のキョイーンとした音の謎が解けました(^−^)
これからももっといっぱいいい曲を聴いていこう!と思いました。 とても楽しかったです、ありがとうございました。
そして幹事の方々もお疲れ様です。
普段はあまり聴かない曲が殆どで、色んな発見のあった講座でした。
今日受講して、一番意外に思ったことが
オーケストラでの作品よりも、DUOなどの組み合わせによる作品の方が売れているということ。
私の中では「デューク・エリントン」=「オーケストラ」という構図があったので、かなり意外でした(それ故に少し敬遠してた部分もあったんですが(;^_^A )
ということもあって、「Lotus Blossom」@Piano Soloバージョンは、とても新鮮で印象に残りました。
それから、ビリー・ストレイホーン。
名前は聞いたことはあったのですが、実際にその人となりについてを聞いたのは初めてでした。あぁいう趣味の方だったとは…(;^_^A
実は逆だと思ってたんですよね(艸)
デューク・エリントンの方がそっちの人なんじゃないかと…(写真の印象から勝手にそれっぽいなぁ〜と想像しておりました。すみません(艸))
くるみ割り人形の「花のワルツ」は、リズムが変わるとこんなに印象が違うものかと驚きました。
もちろん違和感もありましたが、この曲はワルツだという固定観念にとらわれない才能?自由な発想?は凄いとなぁと感じました。
今までオーケストラはあまり好まなかったのですが、これを機にもっと積極的にいろんな曲を聴いてみようと思いました。
今日は子連れでしたがお邪魔させていただき、ありがとうございました。
追伸:橋本生徒会長の仰るように、こんな小さいうちからしっかり勉強して、色んなものを吸収してくれたら成長を楽しみにすることも出来るのでしょうけれど…難しいですね(;^_^A
それでもピラフを頂きながら、身体を左右に揺らして楽しそうに食べていたのには少し驚きましたけど(笑)
彼女は彼女なりに楽しんでいたのかもしれませんね…。
お疲れさまでした。大変実のある又愉しい講座でした。
ご健在ならば生Liveを鑑賞したいと思うのは誰しも思うでしょう。しかし、人はいつかあの世に召されます。その事を思うと後継者の育成も又受ける側も感慨深いものがあるのでは。と思った次第です。お若い方から私と同年代の方も参加されていましたが、実のある講座が実を結ぶことを願っております。頑張っていただきたいと思いました。
エリントン楽団の極めて個性的でシリアスなサウンドと、そのメンバーたち各々の力量に、改めて感服させられました。
クラーク・テリー、ジョニー・ホッジス、キャット・アンダーソン、ジミー・ハミルトン、ハリー・カーネイなどなど、すごいソロもたくさん聴けました。ジョニー・ホッジスの「Blood Count」は美しすぎます。
エリントン楽団のメンバーには、個人的にはあまりなじみのない人が実は多かったのですが、これからいろいろ注意して聴いていきたいです。
充実した講座、ありがとうございました。次は、エリントン・ストレイホーンの楽曲を取り上げた、フラナガンさんのレパートリー解説講座があればいいなぁと思います。
エリントン講座で興奮し、月曜日のピアノレッスンの後、ミムラさんへと直行。 「女王組曲」があったので購入。 電車の中、はやる心でセロファンをぶっ千切り、オークマンにセットするのももどかしく、早速、聴いてみました。
女王組曲ののっけの「サンセット アンド モッキンバード」から、おお〜っ、と感動してしまいました。
ビバルディの「四季」を聴くと、雪解け水がちょろちょろと山間を流れる情景などがすぐそばに見えるような気がし、ベートベンの「田園」を聴くと田園を吹く風を感じられるような気がしますが、「女王組曲」も夕暮れに歌うモノマネドリが目に見えるようです。 クラシックの方が高尚な音楽だと思ってる偏屈な人たちに、「女王組曲」聴いてみろいっ、と啖呵を切ってみたい気分です。
ジャズと聞いて連想するのは、虐げられた黒人のアイデンティティーがなんたら、とか、被差別階級の主張がど〜たら、とか、私も心の隅のどこかでそういうステレオタイピングをやって来てたように思います。 そんなちゃっちい理解なんぞ、空の彼方にふっとんでしまいました。 エリントンの豊かな芸術性とスケールの大きさを感じます。 女王陛下に謁見の際の、正装したデユークの威風堂々とした姿が目に浮かびます。
師匠お勧めの他のアルバムがミムラさんに届くのが待ち遠しいです。
この間のデューク・エリントン講座、7年前のジャズ講座も出席しましたが、面白かった。 特にSunset & the Mockinbird や Black & Tan Fantasyは、せせこましくなく雄大で、何度聴いても新鮮。
ただエリントニアは、余りにスケールの大きいテーマなので何回かに分けてやってもよかったかも。
「デューク・エリントン講座、とても、ためになりました。
“A”列車の作曲者がストレイホーンとは知りませんでした。また息を吸いながら吹くという「ロータリー奏法」というのを知ってびっくりしました。
良かったのは、“His Mother Called Him Bill”での、
幹事の皆さんご苦労様でした。
とても面白く楽しい時間をありがとうございました。
デューク・エリントンのイメージがあって、ダンディでお洒落と想像していたのですが、まさにその通りでした。
師匠のおはなしから、デューク・エリントンの人柄も詳しく知れて、さらに想像が広がりました。
一曲一曲聴くたびに耳からとろけるようにうっとりしました。
名前だけはずっと昔から知っていましたがストレイホーンは全然知りませんでした。協力して作曲していたり、エリントンに可愛がられたり。でも写真を見ているとなんとなく理解できる様な?・・・。
音楽もいつも自然な感じで、明るく楽しく優雅さがあり、私は大好きです。講座当日、知人が参加していましたが、その方はダンス歴のとっても長い方で、曲が流れると「こんなん聴いていたらじっとしてられへんわ!」「踊ったらあかんの?」と言われてました。フロアがあったらすぐに出て行って踊っていたことでしょう。私も老後の一人弾き遊び為にエリントンやストレイホーンのレパートリーを増やしていきたく、ガンバッテ練習します。
よろしくお願いします。