『Ballads　＆　Blues』　トミー・フラナガン、ジョージ・ムラーツ

1.Blue　Twenty 2.Scrapple　From　The　Apple 3.With　Malice　Towards　None 4.Blues　For　Sarka 5.Star　Eyes 6.They　Say　It's　Spring 7.Birk's　Works

"超"極上のDuo！ 毎日聴いても飽きない、そして毎回感動してしまう、宝のようなＣＤです。 稽古して行き詰ったり、元気のないとき、感動が足りない時など、聴く度にやる気を取り戻させてくれる音楽です。

エコーズで聴いてから大好きになってしまった、「Sarka」も最初のＰのイントロから涙がでそうになる切なさ。 ベースのテーマにＰ→Bとずっと切ないアドリブが続きます。

「With　Malice　Towards　None」　も　「They　Say　It's　Spring」も 研ぎ澄まされたピアノの演奏に柔らかい芯のあるベース、違う部分で切なくなる演奏で、部屋で横になって聴いていると、いろんなことが思い出され、不思議な気持ちになる、2人の天才の歌声が聴こえてくる感じになります。 技術的なことはまだ説明できませんが、とにかく、感動！の一言です！

寺井師匠のコメント 正座はせずとも、横になって聴いてはいかん。

『Jazz　Giant』　バド・パウエル

1.Tempus　Fugue-It 2.Celia 3.Cherokee 4.I'll　Keep　Loving　You 5.Strictly　Confidential 6.All　God's　Chillin　Got　Rhythm 7.So　Sorry　Please 8.Get　Happy 9.Sometimes　I'm　Happy 10.Sweet　Georgia　Brown 11.Yesterdays 12.April　In　Paris 13.Body　And　Soul

昔出会ったプロの方に、初めてパウエルの音楽を教えていただき、買った最初のCDです。

”昔、自分自身に感動が足りない時によく聴いていた」　と言っておられましたが、実感しました。 あまりの動きの速さ、天才さに圧倒され、なんじゃこりゃー！！と興奮したことを覚えております。

寺井師匠のコメント これは、その人にコメントをもらって下さい。しかし、私も好きな作品です。

『Joe's　Hap'nin's』　ジョー・ニューマン

1.Oh　Gee 2.Dacquiri 3.The　Very　Thought　Of　You 4.Strike　Up　The　Band 5.Blues　For　Slim 6.For　You 7.The　Continental

ジャズ講座の紹介で知ったＣＤですが、ピアノのイントロやソロも素晴らしく、楽しく、スイングするし、「For　You」はもう美しすぎます！！

コピーしたい部分がたくさんあり、「Dacquiri」　でのＰソロも上品でちょっぴし切ない、ジョー・ニューマンのソロも素晴らしく、派手ではないのですが、味があります。Pとのバースチェンジも聴き逃せません。

寺井師匠のコメント いい作品で、私も大好きです。

　以上、スズコのお気に入りＣＤ紹介です。 これからもまだまだ増え続けていくかとは思いますが、今はこの3枚です。