A社はこの事業の料金設定と売上高を以下のように弾き出した。
○料金設定
CPU:Celeron2.0GHz 搭載メモリー容量:128MBの場合 ハードディスク:40GB
新品レンタル価格 60,000円(小売価格)÷12(ヶ月)=5,000円−1,000円(還元)
=4,000円
中古レンタル価格 50,000円(小売価格)÷12(ヶ月)=約4,000円−1,000円(還元)
=3,000円
新品レンタル価格を4,000円(1ヶ月)、中古レンタル価格を3,000円(1ヶ月)とする。
上記はモニターなしの価格。モニター付きの場合はプラス1,000円となる。
但し、故障等のないモニターは再レンタルの際に交換の必要がない。
従ってその場合は新品レンタル価格を4,000円(1ヶ月)、
中古レンタル価格を3,000円(1ヶ月)とする。
○売上高
モニター付きで新品パソコンを貸し出した場合、
顧客1人当たりの売上は1年後に60,000円となる。
5,000×12(ヶ月)=60,000円
1,000人の契約者全員にモニター付きで新品パソコンを貸し出したと想定する。
1年後:60,000×1,000=60,000,000(売上)
しかし初年度の投資コストはかなりかかるため赤字確実。
2年後:2年後から利益が出る。
3,000人の契約者(全ての顧客が新品を希望したと想定)
60,000×3,000=180,000,000(売上)
さて、料金設定に関する問題。
1,000円を顧客に還元できる理由として適当でないものは
a〜d のうちどれであろうか。
a 獲得顧客ごとにプロバイダーからマージンを受け取るから。
b 潜在顧客をパソコン教室などの企業に紹介するから。
c モニターなしのパソコンをレンタルするから。
d パソコン教室が提供するサービスを自社顧客に案内するから。
a
b
c
d
|