先述の通りまず格安パソコンを供給業者から仕入れる。
それから新品パソコン(中古を希望の顧客には中古)をレンタルする。
6ヶ月(場合によっては1年)経って中古パソコンになる頃に、
貸し出したパソコンをアップグレードして再度レンタルする。
さらに6ヵ月後、あるいは1年後(期間は未定)に
レンタル期間が終了したパソコンを回収する。回収は自社回収とし、
まだ使えるパソコンは中古パソコンとして再度貸し出す。
使えなくなったパソコンに関しては他社回収とする。
パソコンを貸し出してから6ヵ月後、あるいは1年後に
アップグレードするか、再度借りるかを顧客が選ぶことにより、
パソコンのスペックが時代遅れになることを回避する。
顧客は半永続的にA社のレンタルパソコンを使い続けることも可能だ。
再レンタルの際には特典を付けることを検討している。
また、パソコンリサイクル法の施行に伴い、企業で使用するパソコンに加えて
家庭用のパソコンもパソコンメーカーによる回収とリサイクルの対象となった。
環境への配慮は社会貢献につながるとA社は考えた。
そこで、自社で取り扱ったパソコンに関しては
なるべく自社で循環させるシステムを構築しようとA社は努力している。
ここで問題。
企業活動をする上で環境問題に配慮しなければならない理由として適当でないものは
a〜d のうちどれであろうか。
a 環境問題に対する生活者の意識がグローバルレベルで高まっている。
b 環境保護への真摯な取り組みを利害関係者に伝えることは
自社に対する好意的イメージ形成に貢献する。
c 事業活動を永続的に続けていくために、
そして環境に対する義務を果たすために、環境問題に関心を持つ必要がある。
d マクロ環境の悪化に伴い業績不振に陥ったとしても、
それに耐え得るだけの企業体力を蓄えておかなければならない。
a
b
c
d
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