サービスの差別化、ビジネスモデルの差別化って言うものはですね、
一回差別化したからと言って、永遠に続くものではありませんから、
絶えざる革新というのでしょうか、質も量もですね、サービスを高めていかないと、
当然ライバル企業が現れてきますから、こういった取り組みは、
これまでお付き合いのなかった方、あるいは本当に素人の方にも使っていただくためには、
より見やすいカタログにしなきゃいかんし、こんなこともですね、やってらっしゃる。
その意味で絶えざる革新をやってらっしゃるから、
この落ち込みは十分カバーできるだろうと期待しているんですけども。
ただ、この会社がやっている事は上手くいってるし、この時代で、
マーケットもそういったものを望んでいると考えると、
他の会社もバネのばら売りして、即日納品しようと、
同じモデルで取り組み始めている会社が増えてきていると思うんですけど、
この会社はその中でも生き残っていくというか、勝ち残っていけるんでしょうか。
この会社、時間をかけて、他社との違いを鮮明に出すような努力をしてきているんですね。
それはちっぽっけな差なんですけどもね、それが積み重なって
結果的には今はギャップというか大差が付いていると。
クイックレスポンスというかですね、非常にスピードがある会社だと言うことで。
まあそういったことがいっぱい、まあ小さな差かもしれませんけども、
それがずっと重なってますからね。随分違いがあるんではないかと、
簡単には物真似できないと言うモデルになってる感じがしますけども。
世の中どんどん製造業は、海外に仕事を奪われていく中で、
付加価値をつけなくてはいけない、どうやって付加価値をつけるかというと、
どうしてもハイテク寄りの発想が多いですけども、今日の話を伺っていると、
どうもハイテクだけではなさそうですね。
ハイテクに行くっていうことも、日本の製造業の生き残り策でしょうけども、
それは容易なことではないと。規模の小さい製造業は、
私はローテクと言われる分野でも、中テクと言われる分野でも、
そこにサービスという価値ですね、違いという価値というか、
それは勿論お客様に喜ばれる価値ですけどね。それを付けていって生き残ることが出来ると。
その意味で、ローテク・中テクといわれている方々が、
ハイテクだけが何も生き残りではなくて、むしろ足下をよく見て、
サービスという価値を付加し、しかもそれを年々進化させていくと。
そんなことが大切なのかなということを今日教えていただきましたけどもね。
どうしてもこうビジネスモデルが先にあって、
このモデルに変えれば上手くいくんじゃないかってのは、ある意味幻想だったのかなと。
やっぱり佛を作ったら、魂を入れなきゃいけないわけで、
そこではやはり積み重ねていく、色んなサービスの進化を加えない限り、
モデルだけでは生きていけない。
小差が大差を生んで、さらに小差を積み重ねていくという事ですね。
このプロモーション手法と似たような事例として
最も適当なものはa〜d のうちどれであろうか。
a ポータルサイトに広告を出稿する。
b 屋外広告が街の人々の間で好評を博す。
c 自社及び業界他社製品を比較する記事が業界紙に掲載される。
d 新作ゲームを販促するためプロモーション・ビデオを制作する。
a
b
c
d
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