人が住む最も孤立した地、トリスタン・ダ・グーナ。
アフリカのケープタウンから2800km、
南米大陸とは3000km余り離れているイギリス領の孤島。
イギリスから人が初めて移住してきたのは1816年。
島に空港はなく、年に数回訪れる船が今でも唯一の交通手段。
現在人口は280人余り。漁業がただ1つの産業だ。
この島ではぜんそくが人々を苦しめてきた。
礼拝堂。賛美歌が終わると、せきが止まらない。
皆、薬なしでは過ごせない。苦しい時は薬を飲んでも楽にならない。
トリスタン島民の半数がぜんそく持ちで、これは平均的発症率の10倍だ。
さて、トリスタン島の人々がぜんそくに苦しむ原因として最も適当なものは
次のうちどれであろうか。
医薬品と医師の不足
海鳥が媒介する病原菌
遺伝
船がもたらす化学物質
大気汚染
原因は分かっていない
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