仙台の芋煮会(青葉区定義)


 2003年の秋。カブ仲間による林道走行を終えてから、近くの芋煮会場で仙台の芋煮会を食することができました。

 山形の「醤油に牛」に対して、こちらで仙台でポピュラーなのは「味噌に豚」と呼ばれる芋煮会

 里芋を使うところは同じですが、《味噌あじ》で《豚肉》を使用するという点に大きな違いがあります。そして具沢山で量が多い、という噂もあるし…。(・_・;)

 仙台市内では「これが一般的な芋煮会だよ」ということで、初参加をさせてもらいまして目出たくレポアップとなりました。>仙台のみなさん、感謝!


#「これが一般的な芋煮会だよ」→俗に言う「手ぶらで芋煮会」というタイプ。芋煮会を企画するお店があって、そこで場所、食材、道具などを準備してくれて、料理をする(要は煮て食う)だけというシステムのことです。当然「味噌に豚」の味付けです。
#また、「醤油に牛」のタイプもあって、こちらは『山形風芋煮会』という呼び名だった。。。


のぼり旗

 芋煮会場の目印「いも煮会 定義山」の、のぼり旗を発見。さすがは伊達政宗の國、染め抜きというシンプルでおしゃれな印象。

(伊達もの:紺に金の組合せだったかも…)

かまど

 3本の杭で組まれた芋煮用のかまど。石の上で煮炊きをするのではなく、”吊るすタイプ”だったんですねぇ。

 また、蓋は”アルミホイル”を使うようです。

火入れの儀式

 既に準備されている薪に火を着け燃料とします。
周りの石は、薪を焼べる場所を保護する目的で囲われているようです。

おっと、その前に…

 忘れるとこでした。肝心の鍋の中身ですが、既に具と汁は入っています。お店では、この状態で渡してくれますので、調理の必要はないです。

 そして、さすがに具沢山。里芋、豚肉、人参、シイタケ、エノキ、ねぎ、こんにゃく、etc。

では、気を取り直して

 薪を焼べて、一気に煮ます。

で、あとは芋が煮えるのを待つばかり。

確認は必要

 しかし、時々アルミホイルを開けて煮え具合を見ましょうね。
 (*^^*)

頃合を見計らって

 芋(里芋)を2〜3ヶ取り出し、煮え具合をみているところ。
 芋が煮えれば、いよいよ完成。

そして完成!

 芋の煮え具合がグッドな状態となりまして、完成!
完成までは1時間くらいだったろうか。。。

盛り付け

 ポリどんぶりに盛っていただきました。
 上にのってる赤いのが
七味唐辛子。「味噌味に豚」ですと、薬味があって自然かもね。ちなみに、七味唐辛子は芋煮パックにセットされてきてました。

ところで、具がめちゃ多いのだ!
里芋を取っちゃえば「まるで豚汁」ではないのかぁ?
『ハイ、そうですよ!』と仙台人…。
えっ!?
それって、やっぱ… (^_^;) 汗...


 ということで、初めて食べた「仙台の芋煮会」は、具沢山で3杯がやっとの状態。。。ふぅ。。。
(この芋煮が残ったら、最後にラーメンを入れると絶対に”うまい味噌ラーメン”になるだろうなぁ、とおもったのは自分だけでしょうか…)(=^.^=)

 

「山形の芋煮会」とは、全然違う仙台の芋煮会でした。(*^_^*)チャンチャン