大鍋の登場(二代目 鍋たろう)

大鍋には、名前があります

「二代目 鍋たろう」

 初代は、穴が空いたので二代目に替わったそうです。初代は、平成元年登場。二代目は、平成四年登場で、現在のものです。

 山形名物「日本一のいも煮会フェスティバル」が、正式名称のようす。毎秋に、この下の河原で開催されます。たしか、入場無料です。実際にこの「鍋たろう」にて芋煮が作られます。三万食とは、なんとビッグなことか...すごいぞっ。

ロゴマーク入のタイトル?部分。かなり煤けています。
 
  

 大きさは、バイク(カブです)と比較下さい

 直径は、6mあります。バイクがまるごと入る大きさです!鍋のグリーンの部分はシート地で、雨、雪避けのようです。残念ながら、蓋はないようす。。。

 鍋の鎮座する台を下から見上げてみました

 台座のプレートが8本もあり、かなり頑丈な作りです。固定はされていないようすで、プレート上に乗っかっている状態。鍋の重さは、3.2tあります。


  

左が解説板です。
最近横着で、打ち込み省略がバレバレですね。(苦笑)

  • 材料と燃料のみ記載(三万食分)
    • 材料
      • 里芋    3トン
      • 牛肉    1.2トン(牛3頭分)
      • ねぎ    3,500本
      • こんにゃく 3,500枚
      • 醤油    700リットル
      • 日本酒   35升(約63リットル)
      • 砂糖    200キロ
      • 水     6トン
    • 燃料
      • ナラ材等 合計6トン
 国土交通省作成による歩道橋に設置の「看板」を発見

 下に写っているクリーム色の橋は、国道13号線の「山形大橋」で馬見ヶ崎川に掛かり、ここから「花火大会」や「芋煮会」が見渡せます。よくシーズン中は、橋上の停車が多く、他車に迷惑をかける場所でもありますが...。

 各橋の下の両岸では、芋煮会が行われると隙間がなくなるほど、ゴザで埋め尽くされます。芋煮シーズンが始まればの話ですが...。

 なお、橋の下は、特等席です。理由は、突然の雨にもへっちゃらだからです。なかなか確保できませんね、橋の下は。

← こちら

 「日本一の芋煮会」オフィシャルサイトへは左記ロゴよりどうぞ!


 

 

 昨年(2009年)は、途中で(芋煮配付の)品切れのハプニングがあったため、今年(2010年)は食材を1割りアップで準備したそうです。
 (食材の内訳をみると、里芋+10%、日本酒+40%の二品目のみが増えている)

 が、しかし…
 今年は昨年(梅雨明けがなかった)と違い、梅雨明けから30℃を超える夏日が続きまして
 結果、9月に入っても暑い日が続き、外出する人が少なくなってしまったようです。
 (実際、会場では人出が昨年の半分くらいしかいなかった印象)

 午後1時半くらいに芋煮の列が途絶え、約10,000食が余ってしまう事態に…。
 長い間やってるとある意味、自然との戦いでもあるようですが…。