フジテレビ系列で月曜9時から連続ドラマ「西遊記」が始まった。
キャストは以下の通り。
孫悟空(香取慎吾)
沙悟浄(内村光良)
猪八戒(伊藤淳史)
三蔵法師(深津絵里)
脚本:坂元裕二
−第1回目放送−
1回目の放送ではいきなり木村拓哉さん悪役で登場!!
ラストシーンってところでしょうか。
最終回にも登場しそうだね。
香取くん演じる孫悟空が大胸張って「オレは斉天大聖だ!」と叫んでいるが、それってなに?
その名前は、三蔵と出会う前、花果山で暴れていたころ、酒をくべ交わしたことのある独角鬼王が悟空を敬い提案した。
天と同格の聖人という意味合いがある。
1回目本編は三蔵の師匠である仁丹の娘と村を救うため、一肌脱ぐ一行であったが仁丹にだまされ、牛魔王にとらえられるという内容。
原作では悟空と牛魔王は兄弟の契りを交わした仲であるが、ある事件をきっかけに不仲になっている。
そういえば、「ドラゴンボール」では悟空と牛魔王って親類だね。
さて、実はこの三蔵、原作によるとある事情により川に流された捨て子である。
金山寺の長老、法明和尚に拾われ、小さい時からずっと修業にいそしんできたわけだ。
法明和尚が師匠といってもいいかと思うが、ドラマでは仁丹なる人物登場している。
なにものだ!?原作にこんなやついるの!?
−第2回目放送−
温泉宿で三姉妹に誘惑されるというもの。
八戒が女の子に恋してしまいました。
だけど、その女の子には他に好きな人がいるっていう悲恋。
悟空は人の心をもてあそぶなってブチ切れ。
それにしたって、悟空の造形が暑苦しいね。
香取くんの熱演だから耐えられるけども。
原作からこれに似たのを探すと、悟空、八戒、悟浄、仲間が全員そろったあたりで、美人三姉妹が登場し、一行を誘惑している。
やはり、このときも八戒が誘惑に負けてしまう。
八戒は錦の着物を着せられ、がんじがらめにされたあげく、木に吊らされるという始末。
でもこれは4人、もちろん三蔵も含めて、三蔵も男だからねぇ、彼らへの試練なのだった!
僧侶たるもの、女にうつつを抜かしてはならないということで、観音菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩が化けて試していたのだ。
西遊記ってのは、三蔵に苦難を与え、その厳しい道のりを超えてお経を手にする物語だから、天界人の仕業っていうのは山ほどあるのだった。
『西遊記』
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