ならず者がよく似合うジョニー・デップ。きっと私生活でも女性を魅了するワザを身につけているんだろうなぁと思う。

　辺境の村にやってきた子連れのヴィアンヌ。チョコレートを作って売る仕事を始めた。彼女の作るチョコレートはふしぎと食べた人を幸せにした。
　折しも断食期間。保守的な村長は外からやってきたこの女性を良くは思わない。
　そして村にジプシーの一団がやってきた。当然ながら村の人たちは放浪者を受け入れられないが、ヴィアンヌはそのひとりの青年ルーに恋をする……。

　保守的な者たちと、流れ着いた者たちという構図はありがちなストーリーではあるけれど、ラブストーリーには弊害がよく似合うわけで、いけない恋ほど熱しやすい。
　現代ではこんな恋もおとぎ話になってしまうのかもしれない。

魅惑度　
邪魔され度