この作品のヒットで2人のスターを生み出した。キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。この映画なくしてはマトリックスのキアヌは存在しないのかもしれない。
坊主頭のキアヌが好青年に見えてとても凛々しく、そしてかわいい。一見地味に見えるサンドラ・ブロックも、まさにバスに乗り合わせた普通の女性という感じでマッチしている。等身大の恋愛物語に彼女はかかせなくなってくるだろう。
見た瞬間からアクションと駆け引きの連続で息もつかさぬジェットコースタームービーが始まる。
エレベーターに爆弾が仕掛けられ、犯人から金の要求があった。SWAT隊員のジャックは同僚と共に閉じこめられた人たちの救出にあたる。その成功に腹を立てた犯人はバスを爆破し、ジャックに直接指示を与える。指定されれたバスに飛び乗るジャック。時速50マイルを下回ると爆破する仕組みになっていた。
乗り合わせたアニーは負傷したバスの運転手の代わりにバスを操作し、必死に時速50マイルを保とうとするが、次々とトラブルが降りかかり……。
TV中継などで状況を把握する犯人との攻防。犯人を追いつめたかと思ったら罠にかけられたりと、どこを取っても山場。
こんな状況下の中でも恋が芽生え、いや、だからこそ恋が始まるのか、心理学でいうと危機的状況の中で知り合った2人は長く続かないんだとか……。
パート2の出演をキアヌは断ったらしいが、ある意味正解だっただろう。
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