チャタレイ夫人の恋人   1982年、米・仏
出演: シルビア・クリステル/ニコラス・クレイ/シェーン・ブライアント
監督: ジュスト・ジャカン
原作: D・H・ロレンス
 
 

 前から気になっていたシルヴィア・クリステル版を見ました!ソフトポルノといったら彼女はやっぱりはずせないでしょう。やたらと美人過ぎず、やたらとグラマーでもなく、いかにもポルノ女優ってかんじではなく、ほどほどの妖艶さがその魅力なのよね。

 さて、もうすでに他の女優バージョンを見ているので、ストーリーはわかってました。イングランドの貴族、クリフォード・チャタレイは戦争で下半身不随となり、車椅子生活を余儀なくされる。退屈な毎日の中、クリフォードは妻のコニーに飼っている鳥が孵化するので見てこいという。世話をしているのは森番メラーズ。
 それが、夫が自らメラーズとの不倫をそそのかしているようなのだ。それでいて嫉妬するクリフォードはやっぱりいいところのボンボンなのでしょうね。どんな状況であれ自分が一番でありたかった。
 しかし、コニーは水浴びをしているメラーズの裸体に魅入ってしまう。みなぎる男性の一部が目に焼き付き、コニーは一人自慰行為をした。それからメラーズのことが気になって森を訪れるうちに……。

 思っていたよりは過激ではない。けれども、夜中に屋敷を抜け出し、森の小屋ではなく、メラーズの自宅でのセックスはエロティックだ。
 後ろから愛撫するメラーズ。そして、胸騒ぎがしてコニーの部屋へと向かうクリフォード。そのシーンが交錯して、ドキドキ、でもちょっと残念みたいな。
 結末はあっさりとしたかんじ。ラスト、クリフォードが「ハニー」と呼びつけたのはいったい誰なのか、そこも見逃さず見てくださいね。

Hシーン 
不倫度 


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 →シルビア・クリステル映画出演作

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