魔性の女シャロン・ストーンに似つかわしいサスペンス。
　女流作家のキャサリンは自分が書いた小説の内容と似た殺人事件の嫌疑をかけられた。しかも、その歌手は以前につきあっていたのだ。嘘発見器にかけるが反応はない。
　事件を追う刑事ニックは彼女につきまとううちに、彼女の色香に翻弄させられる。キャサリンは誰かに陥れられたのだと、ニックを診ている精神科医のエリザベスが怪しいといいはじめ……。

　男でも女でもキャサリンの魅力にとりつかれ、セックスをし、死んでいく。キャサリンが犯人じゃないかと思いながらもニックは彼女とセックスしないわけにはいかない。
　健気でか弱い女ならまだしも、挑発的で利己的。しかもＳ。まぁ、そうでなければ、誰が犯人なの？というようなサスペンスにはならないのだけど。そんな女が本当にいたら怖い限りだ。
　ラストはいったい……物議をかもし出すであろう。

　続編があるという話だが、シャロン・ストーンのお相手役がまだ決まっていないらしい。パート２があるのなら、どんな内容になるのか楽しみ。

Ｈシーン度　
虜（とりこ）度