ステラ   1990年・アメリカ
出演: ベット・ミドラー/ジョン・グッドマン/スティーブン・コリンズ/トリニ・アルバラード
監督: ジョン・エアマン
 
 

 誰しも母親のことをうざったいと思った時期はあるはず。ステラの娘、ジェニーも母親の下町臭さや下品さに閉口し、衝突する。
 ステラは娘の幸せを影で願いながら、自分自身の生き方を変えようとはしない、そんな母と娘の物語。

 ステラは若いころ知り合った男と恋仲になり、身ごもった。ステラは男と別れてひとりで子供を産み、シングルマザーとなった。
 娘も結婚話が舞い込む年齢となった。娘のジェニーは母親が疎ましく、恥ずかしいとさえ思っていた。ステラは娘が幸せになるのならと、ある決意をした……。

 泣き所を作ろうとしているのがありありなんだけど、やっぱり泣けてしまう。この映画を見ると、自分の母親も実はこんなに自分のことを思ってくれているんじゃないかと思わせてくれる。そして、思春期に反抗したことを思い出して、今更ながら親孝行でも……という気分にさせてくれる。
 きっとジェニーも母親となって、そのことに気づくだろうとわたしは思っている。

涙度 
母娘愛度 


amazon.co.jp
 →ステラ【DVD】
 →ベット・ミドラー映画出演作品

▲トップページ

(C) Sachiyo Kawana