僕の美しい人だから   1990年・アメリカ
出演: スーザン・サランドン/ジェームズ・スペイダー
監督: ルイス・マンドーキ
原作: グレン・サヴァン
 
 

 妻と死別したマックスは27歳だというのに、女性とつきあうことも、セックスをすることも抑制していた。
 ある日、ハンバーガーショップで言い争いになった年増の女性と、バーで再会する。
 まさか、こんな年上の女性と恋に落ちちゃうの?と、心配しながら見ていると、マックスは酔いつぶれてノーラの家に泊まってしまう。
 朝、目覚めるとノーラが下半身を愛撫していた。うろたえながらも身を任せてしまうマックス。
 どこか心ひかれるものがあって、また彼女の家を訪ね・・・

 ロミオとジュリエット的な身分違いの恋。マックスは16歳も年上の彼女を、なかなか仲間にうち明けることができない。
 感情よりも体裁を気にしていたふたりが、どう心を許しあっていくのか。
 初めはそのギャップに戸惑うが、応援したくなる。

 とにかく、ジェームズ・スペイダーのキャラクターがいい。まじめな青年なのだが、家を出る前、ふと立ち止まり、なにを思ったのか、一枚一枚服を脱ぎだし、ノーラのベッドに飛び込むなんて、可愛らしいじゃないの!
 彼が出演している「プリティ・イン・ピンク」という映画を見たことがあるのだが、そこでは金持ちのプレイボーイでちょっとワルっぽい役だったのだが、それがまた、色気があってカッコ良かったんだよね。
 でも、甘えん坊の彼もなかなかいいですよ。

 ラストのキスシーンも・・・これは見てのお楽しみなんですが、人前でキスするなんてサイテーだと思ってる人でも、こんなかわいらしい抱擁なら一度は・・・と胸を熱くさせるはず。

エッチシーン 
年下の男の子度 


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 →原作本:グレン・サヴァン『僕の美しい人だから』新潮文庫刊
 →スーザン・サランドン映画出演作
 →ジェームズ・スペイダー映画出演作

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