ナインハーフ   1985年・米
出演: ミッキー・ローク/キム・ベイシンガー
監督: エイドリアン・ライン
原作: エリザベス・マクニール
 
 

 初めて見たのは小学生のときだった。頭に残っていたのはゼリーを食べさせるシーンとか、巨大な換気扇をバックにセックスするシーンとか……エッチなことばかり。
 もう一度見直してみて、ミッキー・ロークの役どころが記憶と違っていたことに驚いた。彼はもうちょっと年をとっていて、「プリティ・ウーマン」みたく、金で愛人を囲っていたと思っていたのだが、そうではなかった。
 ロマンス的な風合いも強くて、ふたりがその後どうなっていくかも目が離せない。

 エリザベスは画廊を経営していて、夫とは別れている。町で出会った素性の知れない男、ジョンに惹かれた。ジョンにフリーマーケットで断念したスカーフをプレゼントされ、親しくなる。初めての夜に目隠しを要求されるが、エリザベスはそれに応じ──。

 色男ミッキー・ロークの若いこと。子供っぽい一面を持ちながらも、セックスでは常にS。M女じゃなくても、ほれぼれしちゃうお姉さんがいるんじゃないでしょうか。
 丸裸で抱き合うシーンは少なかったように思う。それほどアブノーマルなのだ。時計台の中でやったり、ベッド売り場でいちゃついてみたり、ストリップなことをしたり、とっても楽しめました。

 まさに、こんな砕けたつきあい方のできる恋人になってほしい、というカップルにお薦め。

Hシーン 
アブノーマル度 


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 →ミッキー・ローク映画出演作
 →キム・ベイシンガー映画出演作

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(C) Sachiyo Kawana