13日の金曜日   1980年・米
出演: ケビン・ベーコン/ベッツ・パーマー
監督: ショーン・S・カニンガム
 
 

 あまりに有名なホラー映画だが、わたしはまだこれを見ていなかった。ただの殺人鬼が暴れ回る映画だと決めつけていたから。
 序盤を見ていると、殺人鬼は男と女がいちゃいちゃしているのを、妬んでいるだけなのかと思ったら……!

 1958年、13日の金曜日にクリスタル湖キャンプ場で残虐な殺人事件が起こった。
 その事件から数年後、殺人事件が起こったキャンプ場で、サマーキャンプの準備を進めるために集まった青年たち。ひとり、またひとりと、何者かによって殺されていく……。

 見る限りでは、殺人鬼はあのマスクをつけていない。シリーズ化されているので、後の方になって出てくるのだろうか。過激さを求めるなら続編を見た方がよいのかもしれない。
 想像よりは血なまぐさくない。スプラッターホラーだというのは、続編でイメージづけられたのだろう。むしろ心理ホラーのようだが……ネタバレになるので口をつぐむとしよう。
 果たして殺人鬼ジェイソンの正体とは? その結末を見たとき、わたしは「ああ、見てよかった」と思ったのである。

 手持ち無沙汰な夜に、レンタル屋さんの隅に置いてある古びたパッケージを手に取るのもいいかもしれない……。

恐怖度 
衝撃のラスト度 


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(C) Sachiyo Kawana